都市景観条例について!
現在、函館市において「自由の女神像」がいきなり現れ、「景観を損ねるので撤去すべきだ」という議論が勃発し、函館市は設置した業者に対し「撤去して欲しい」との申し入れをしたようです。
函館市においては、地区によっては「店舗でも文字による宣伝は駄目」等々といった規制をした「函館市都市景観条例」や「函館市屋外広告物条例」が
あるので、このような申し入れが出来るのですが、実は帯広市にはこの「景観条例」すらありません。僕はずっと主張をし続けていますが、帯広市は「北海道の景観条例があるから問題は無い」という姿勢を決め込んでいるようです。しかし、果たしてそうなのでしょうか?もし、“自由の女神像”が帯広のどこかに建った場合、函館のように迅速な対応が出来たのか甚だ疑問が残りますし、そもそも「帯広市の都市計画審議委員会」でどのようなことを決定できるのかを聞いてみたいものです。
今後、帯広が観光に力を入れるのであれば、僕は早急に「景観条例」をつくるべきだと思っており、その中で「帯広」をどのような都市にしていくのかを、しっかり議論していく必要があると考えています。
それは・・・例えば、どのようなイメージの都市にするのか、どのような色の都市にしていくのか、どのようにライトアップをするのか、どのような町並みを残しどのような町並みをつくって行くのか、花による街づくりはどうしていくのか、景観をどう統一していくのか・・・等々、考えるべきことは沢山あるはずです。
さて、函館の女神像に話を戻しますが、もしかすると、これを所有している函館の業者が「帯広では規制がありませんよ」と言って帯広の業者に「女神像」を売ってしまうかもしれません(笑)。
僕はそうならないことを願わずにおれないのですが、それは「函館のあの女神像は品が無く格好悪い」と僕は心底思っているからなのです。
【追伸】
そういえば、僕が6月26日に行われた「十勝ヒルズ」での「クラシックカーフェスティバル」に参加をしたことを、このブログに書きましたが、十勝ヒルズのHPに僕の画像も出ていました(笑)ので、興味のある方は見てみて下さい。私服の僕が解りますか(笑)???
http://tokachihills.blog20.fc2.com/blog-entry-80.html
しかし、このイベントには結構な人がきていました。このような面白いイベントが地元で定着すれば良いですね・・・。