議会は面白くない?!
さて、今日は「道議会の本会議での質問」について書きます。
僕は「道議会の本会議は面白くない」と、いつも感じています。僕がそう思うのですから、道民の皆さんが議会を傍聴したら、びっくりするくらい「面白くない」はずです。
何故、こんなに面白くないのでしょうか。
僕は、その一番の理由は「一問一党形式では無い」ということだと思っています。
本会議では、議員は持ち時間の20分間ずっと質問をし続けます。皆さんが何の資料も無く傍聴した場合、最期のほうになると「何を質問したのか、いくつ質問したのか」も分からなくなるはずです。そして答弁にも20分間かかるのですから、頭の中は多分「???」って感じになるはずです。
傍聴した方にとっては、余程「興味のある質問」でなければ、傍聴席に座り続けることすら辛いはずです。
僕は質問の原稿を書く際には「議会に傍聴に来られた方々が理解できる文章にする」ことを、心掛けています。また、傍聴されている方が少しでも面白いと感じるよう、毎回ではありませんが「ニュース性」についていも意識をしています。それでも、「第三者の方が僕の質問を聞いても、面白くないんかも・・・」と不安になりますし、実際にそうだと思うのです。
僕は、傍聴に来た方が「面白い」と感じるような議会を作る努力を、議員はもっとすべきだと思っています。
今回、民主党政権が行った「事業の仕分け作業」には多くの国民が興味を持ちました。ここではその作業内容には触れませんが、あのように「道民の関心を惹く」ような道議会にすれば、もっと道民の方が道政に関心を持ってくれると思うのです。
ちなみに、議会中に「居眠りをしている議員」の映像がマスコミで報道されたりしますが、その時みなさんは「けしからん!」って思っていたはずです。僕も「議員になる前」はそう思っていました。
しかしです!今の僕は、その「居眠り議員」を一方的に批判することはできないのです。それは、議会中に「死ぬほど眠い」と感じることが僕にもあるからです。つまり「起きているのが辛い」と感じる質問がたまにあるということです。そこら辺の事情も、皆さんには是非分かって欲しいと思っています(笑)。
【追伸】 今日は「帯広」に帰って来ました。夜は、「帯広・十勝の方なら全員が知っている会社」を経営されている方々とご一緒させて頂きました。勿論、僕は末席でした(笑)今晩の「お歴々の方々」との会食の時間は、自分にとって非常に有意義なものでしたが、同時にかなり疲れました(笑)でも、本当に楽しい時間でした!