次のターゲット!
さて、今回道議会は先に終わった決算特別委員会との間が殆んど無い為、僕はかなりバタバタした状態で「次の道議会での質問」を作っていますが、やはり苦労をしています。なかなか一筋縄では行かないものですね・・・。
今回、僕の質問ですが「無資格者の医療行為の疑いについて」がメインになると思います。
皆さんは、本当におかしな法律や制度で「医師や医療法人」が守られているという事実を知っていますか。
勿論、殆んどの「医師」の方々は、地域医療に素晴らしい貢献をされていますが、その一方で「一部の医師」が驚くような不正行為を行い、その件数も急増しているのです。昨年度などは、本当のごく一部の医師や医療機関への監査だけで「55億円」もの不正請求等があったのです。もし、全体に対して監査を行ったとしたら、不正の総額は「千億単位」の金額になるのは間違いありません。しかし、現行の制度では、「不正を行っているかもしれない医師」に関する調査が異常に甘く、しかも「不正を行った医師」に対しても出来るだけ厳罰を科さないような制度が出来上がっているのです。
これは、今までの法律や制度を作ってきた「政府」や「監督官庁」のせいでもありますが、何故「被害を受けた患者」よりも「不正を行った医師」を守るようなことになってしまったのか、僕には不思議でなりません。
この問題は余りにも大き過ぎるので、一地方議員が道議会で取り上げるような案件ではないのかもしれません。しかし、それでも国と道の行政によって「泣き寝入りしている道民」が存在しているのは事実なのですから、僕は道議会において「厳しい追求」が出来るように準備を進めているのです。
次の道議会での質疑ですが、本会議ではかなり「ゆるい」質問をします。それは、道議会においては「知事が答えたことが全て」になってしまうので、この場で知事に核心についての質問をしても、きちんとした答弁をもらえ無い可能性が高いのです。そこで、本会議の場では、知事には「とんでもない話のあらすじ」を知ってもらうことに主眼を置き、その後の「一問一答方式の予算特別委員会」において、この担当の部署に対して「細かい部分への追求」をしようと思っているのです。
今、僕の頭の中は、医師法・健康保険法・国民健康保険法・指導大綱・言語聴覚士法・保健師助産師法だの、診療報酬点数だのがグルグル回っています。
本来「北海道」がしっかりやっておけば問題は無かったのに、適当な対応をしたため「引くに引けない状況」になってしまったのです。で、結局は僕が議会で追求することになり、こんなことまで調べる破目になっているのです。僕はやるべきことが他にも沢山あるに、この件に「莫大な時間」を消費してしまっていることに腹が立ってしょうがないのです。
なんで、いつもこういうパターンになってしまうのでしょう。「この人は凄い」って僕でも思える職員の方は道庁の中にも沢山いるんですけどね・・・。