今日は成人式!
今日は帯広市の成人式でした。他の地域に比べて帯広の成人式がどうだったのかは分かりませんが、やはり国歌斉唱の時も「がやがや」していて、僕は今年もがっかりしてしまいました。
僕は5年前にも「成人式」についてのブログを書いていますが(当該ブログへ→リンク)、この新成人が国際社会に出て行った時に、絶対「日本の異常さ」を感じることになるでしょう。
実は、僕は「自分の成人式」には出席できませんでした。それは、僕はその時「アメリカ」に住んでいたからなのですが、その当時、僕には“忘れられない出来事”がありました。それ以降、「国家とは?日本という国は?」ということを、僕はずっと考えていたような気がします。
その出来事は何なのか?・・・ですが、僕は大学の友人に「“戦争の為”に自分の国に帰国をする」ことを聞かされたのです。余りの出来事に、僕は頭をハンマーで強く殴られたような気がしました。そして自分が「国際情勢」を知らないまま、呑気に海外で勉強をしているという事実すら、自分として腹立たしく感じてしまったのです。その時、平和ボケの日本の教育によって作られた「自分の価値観」はあっという間に崩れ去りました。僕は日本において「国際感覚とかけ離れた欺瞞に満ちた知識」を詰め込まれていたことを痛感しました。この出来事をきっかけに、僕は「国家とは何か」を考え始めたのです。
政治家の究極の目的は「有権者を幸せにする」ということであり、出来る限り「戦争を回避する」のは当然のことです。僕は人一倍「戦争」に対して否定的な意見を持っていますし、自分が人を殺すこともイメージが出来ません。
しかし僕は、その一方で「国民の生命や財産を守る」為には、奇麗事ではなく「他国に攻め込まれない為の方法」を考える必要もあると思っています。この意見について色々な考えがあるのは承知をしていますが、「奇麗事だけで国際社会は生きていけない」という事実を、20歳の青二才だった僕ですら受け入れざるを得なかったのです。
新成人の多くは、外国において「自分の国の国旗や国歌に対して何ら敬意を払わない態度を取った場合」、そこに住む人達がどんな態度を取るのかを想像も出来ないでしょうし、他国に居る時に“その国の国旗や国歌”に対して無礼な対応をした場合、大変な事態に陥ってしまう危険性があることも「全く知らない」はずです。
僕は“本日の成人式”に参加をし、新成人の振る舞いを見ながら「教育の大切さ」というものを改めて実感してしまいました。
そういえば、全国で「新成人」が大暴れをして「逮捕者」まで出たようですね。いつも不思議に思うのは「不届きな新成人」の映像が良くニュースで流れますが、どうして「マスコミは」モザイクを入れるんでしょうか。成人になった人物の顔はしっかりと映し、“社会の厳しさ”をきちんと教えるべきではないでしょうか。
2010年01月12日(火) 19:37
先日の『国会議員のやるべきこと』といい、新成人の逮捕者の顔モザイクの件といい、同じ疑問を感じています。
自分に都合の悪くなる事や面倒になる事は避けておこう・・・そう考えているのでしょうね。
国会議員もマスコミも。
仕事に対してのプライドが無いんでしょうか。
2010年01月17日(日) 17:24
hana さんへ
やはりhanaさんもですか?特に、何で「馬鹿な成人の顔」を、マスコミはテレビで映さないのか不思議でなりません。マスコミの役目って一体何なんでしょうね。