2005年 6月 27日(月)予算特別委員会での質問
予算特別委員会で、経済部に質問をしました。今、北海道は大変な時期です。財政がパンク寸前です。
この窮地から脱出するにはどうしたら良いのかですが、財政再建のために、できるだけ道の支出を減らさなければなけらなりません。その為に、北海道 の組織のスリム化や職員の給与等の見直しをして、経費の削減をするのは当然ですし、公共投資等の支出も削減しなくてはなりません。
しかし、北海道の財政を建て直すにはそればかりではなく、元気な産業を作ったりしていく必要もあります。商売のターゲットを海外にも拡げていく必 要もあるでしょう。北海道の企業が利益を上げるとそれだけ法人税等の道への収入が増えるからです。また、北海道への道外の観光客を増やし、沢山のお金を落 としてもらうことも大切です。
特に高橋知事は「観光」というものに力を入れようとしています。それだけ北海道には「観光」に関して、他の地域と比べて「比較優位」である資源が 沢山あるのも事実でしょう。北海道のイメージは「観光戦略」を行う上で本当に有利です。でも、本当に真剣に「観光施策」を北海道が行っているのか?といえ ばそうではないと僕は思っています。
もっともっと、真剣に目標を立てて観光施策を進めていく必要があると思っていますし、その気概が道職員に必要だと思っています。
どうやって「外国人観光客を増やすか?」という問題にしても、今、中国や韓国で反日運動が起こり、必ずその国からの「北海道への観光客」が減少す るのが目に見えているのに何も手を打っていなかったり、観光のホームページを中途半端に作ったりと、真剣にやっているとは思えない状況だったので質問をし ました。この北海道を建て直すには、色々な施策を全て「全力投球」で行うことが必要であると僕は信じていますし、そうしないと北海道の再建など夢のまた夢 となってしまうでしょう。
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