5年の壁!
僕は、最近5年の壁に悩まされ続けているのです。と言っても、皆さんには何のことか解りませんよね。
そこで、今日は皆さんに「僕を悩ませて続けている5年の壁」についてお教えします。
僕は、皆さんが既に知っているように“調査型の議員”なのですが、調査の最中に「おっ!何か悪さをしているな?」と尻尾を捕まえた時には、それを立証するための証拠を集める必要があるのですが、この時に僕はことごとく“5年の壁”にぶつかるのです。
それはどういうことか…ですが、折角“ターゲット”を追い詰めることが出来ても、その事案が5年以上経過してしまっている場合には、僕は追求を諦めざるを得なくなるのです。
それは、役所や公益法人等は「5年で殆どの書類を廃棄する」からなのです。因みに、僕は先日「謎の人物に転売されたてしまった“道民の血税300万円以上が投入されたそば屋“」に関するブログを書きましたよね?(参照→2月25日の日記へ)
実はこの“謎の人物”ですが、ちょうど5年経ってから、この“そば屋”のある町に転入してきて、たった一ヶ月で転出してしまっているのです。その一ヶ月の間に“そば屋”を買収し、その後姿をくらましているのです。
で、このことを北海道に聞いても「5年が経過しているので、関係書類は破棄され当時の詳しい状況は分からない。現在の所有者も特定できない」と言うのです。
みなさん!なんだか話が上手すぎると思いませんか?
昔は「紙の書類は場所を取る」ということで、5年が経過した書類は破棄されていたのでしょう。これは僕も理解できます。しかし、現在「書類は必ずデータ化されている」というのに、何故「データ」まで廃棄しなければならないのでしょう。そもそも、コンピュータのデータなんて多くの場所を必要としないはずです。
僕は「5年前のデータは無い」と役所が言うのは「責任逃れ」だと思うのです。でも役所って、紙書類ならまだしも「コンピュータのデータ」を本当に破棄しているのでしょうか。国でも地方においても「出来るだけデータを保管しておく」という法にするべきであり、それは納税者に対し当然のことだと僕は思うのですが、皆さんはどう考えますか?
さて、僕はいつになったら「5年の壁」に泣かされることが無くなるのでしょうね・・・。