4月の支庁制度改革を断念?
2008 年 10 月 18 日(土)23:10 |
| | 4月の支庁制度を断念???
新聞報道がありましたが、思っていた通りの事態が起こりました。
実は16日に政策審議委員会の副委員長同士の話し合いの時も、この問題に触れたのですが、やっぱり4月に行う予定であった「支庁制度の再編」が出来なくなりました。国会で公職選挙法の改正されることが、北海道の支庁再編の前提条件だったのですが、その改正が先送りになり、知事も4月の支制度改革の断念を正式に認めたようです。
「地方で決めたことを、国の都合でひっくり返して良いのか」という議論もあるかもしれませんが、その前に「あれだけの反対がある中、あの時期に支庁制度改革を強引に採決したのは何だったのか」という疑念を僕は持たざるを得ないのです。
理事者側も我々も、国会の動向の予測もしないまま「強行採決」のシナリオを書いたのだとしたら、それは大問題であると思うのです。また、この件についてGOサインを出した北海道選出の国会議員はどのようにこの事態を説明するのでしょうか。
この問題に関しては、今でも自分自身で納得できない部分があるので、こういう事態になってさらに怒りが増大しています。
結局、第2定例会においての支庁再編の議論と強行採決は、今になってみると道民から見ても「茶番劇」になってしまいました。何故こうなったのか、道も我々もしっかりと道民に説明する責務があると思っています。