2月7日は「北方領土の日」
2004 年 2 月 4 日(水)20:48 |
| | 今日は、僕が委員である「北方領土特別委員会」がありました。
さて、今週の2月7日は「北方領土の日」であることは皆さん知っていましたか?
何故、2月7日が北方領土の日のでしょう?
実は、1855年2月7日、日露通好条約が調印され、日露間の国境が択捉島とウルップ島の間と定められ、国後島、択捉島、歯舞群島及び色丹島が日本の領土とされた日なのです。
しかし、不法占領が続いている状況を打破しようと、日本は昭和56年、北方領土問題に対する国民の関心と理解を深め、北方領土返還要求運動の一層の推進を図るため、この2月7日を「北方領土の日」と定めたのです。
北方領土は日本の領土であると同時に北海道なのです。我々道民がこの日を知らないで良いのでしょうか?
我々の先達が苦労をして作り上げた土地が不法占領されているこの状況を何も思わないこの「日本」とはどんな国なのでしょうか?日本人としての「誇り」や「尊厳」はどこにいってしまったのでしょうか?
この北方領土問題は時間の経過とともに風化してきている感は否めませんが、決して諦めてはいけない日本にとっての重大な問題であるはずなのです。一人で も多くの皆さんとこの問題を話し合い、この返還運動を日本全体に拡げ、北方領土が返ってくる日まで、精一杯頑張りたいと考えています。