高齢者の住む住居が足りなくなる!
さて、今日は午前中に、明日の質問の打ち合わせを道の職員(保険福祉部)としました。
「安心ハウス構想」に関しての質問をするのですが、この「安心ハウス」とは北海道が経済顧問として呼んだ内閣の特命顧問の島田慶応大学教授が早くから提唱したもので、平成13年の経済・財政諮問会議でも打ち出され、550万人雇用プランにも明示されている、文字通りこれからの高齢化社会への対応と新しい形態の産業の創出という2つの側面を持つものです。
将来、高年齢者が増加していきますが、それらの方の安心で安全・快適な生活を今から作る準備を行っていくのも政治家としての仕事だと思っています。も う、本州ではお金持ち用の老人ホームも出来ていますが、数千万?殆ど億に近いお金を持っている老人しか入れない老人ホームもあり、特別養護老人ホームでも 希望者全てに対応出来ていないのが現状であり、大金持ち以外でも安心して暮らせる社会・住宅施設を作って行くことが急務だと考えています。(現在、北海道 において、特別養護老人ホームに入居をしたくても出来ないで待っている人は約5000人もいるのです!)そこで、政府でも押し進めている「安心ハウス」の 生みの親というべき島田顧問を呼んだのですから北海道でも積極的にこの施策に取り組むべきなのです。
しかし、「安心ハウス」構想は政府の諮問会議が打ち出して2年以上経っていて、しかもわざわざ北海道に呼んだ島田教授が提唱しているにもかかわらず、道として今まで何の施策も行っていなかったのです!これには、僕は正直驚きました!
何故、そうなったのか?今後の高齢者の住居対策についてはどう考えているのか?を厳しく問いただしたいと考えています。この質問(高齢者の住居施設対策について→保険福祉部)は明日(水曜日)の予定です!
追伸 今日は午前中道庁で、午後から帯広で打ち合わせがあり、また札幌へとんぼ返りをしています!今はその電車の中です!