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高校の適正配置

2006 年 6 月 20 日(火)09:29 | 日記 | No Comments |

 今日は早朝会議です。昨日、北海道の適正配置(どのように学校を廃止したり学級を減らしたり、新しい学校を作るかといったこと)の案が示されたので、その説明聴取のために朝ごはんを食べながら「早朝会議」を持ちました。
 今日から第2回定例道議会が開会されますが、早朝しか時間が取れないくらい議員も忙しいのです。
 さて、高校の統廃合・間口問題ですが、やはり自分の選挙区の学校がなくなる場合、地元も騒ぎますし、その地域選出の道議会議員も反対をしますが、あまり自分の地域のことばかり主張していては、議論は前に進まないと思うのです(通学費等の問題は別次元の問題としてしっかり議論をして行く必要があります。保護者に過度な負担はかけないようにするのは当然のことです!)。


 そりや自分の地域に学校が「ない」より「あった」に越した事はないのです。でも、これから少子高齢化が加速していきます。子供の絶対数は減っているのですから、全ての学校をそのままにしていることは不可能です。もし、多くの借金をして学校を維持しても結局はその借金を今の学生が大人になって返すことになります。こんな不条理はありませんよね。
 教職員組合は「30人学級にすべき!」などと言っていますが、昔は40人なんて当たり前でしたし、昔の教育のほうが今の教育より圧倒的に良かったって感じるのは僕だけじゃないですよね?学級ごとの人数を減らすことはそれだけ多くの教職員が必要になるわけで、コストが多くかかることを意味しています。僕はそんな主張は「教員の都合でしかない」と思っています。それぞれの人が自分たちの保身の為だけに主張をしていては問題は何も解決しませんし、教育者達が自分達の給与のツケを結局は自分が教えている教え子に押し付けることになるということを何も思わないのでしょうかね?後先考えずそんな主張を教職員が平気ですること自体が、現在の教育現場で数多く発生している問題の元凶であると思うのです。
 僕は道議会議員です。地元の利益はもちろん考えます。しかし地元の利益を優先するあまり、それが北海道という視点に立ったとき、明らかに北海道のマイナスである場合は、地元のことばかり言うべきではないと思っています。同様に議員定数の削減や給与削減に関しても、議員は例え「やせ我慢」をしても、保身をしていると道民に思われるようなことをしてはいけないと僕は思っています。

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