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食料安全保障の勉強をしてきました

2004 年 8 月 21 日(土)23:20 | 日記 | No Comments |

 今日は駒大苫小牧高校の決勝をかけた試合をテレビで見て応援をしたかったのですが、東京の中央大学(駿河台記念館)でシンポジウムに参加をしていて見ることは出来ませんでした。でも政治家として勉強をしておきたかった「お題」だったので、勉強ができて良かったです。(来月は時間があれば、大阪の関西大学で勉強をしようかと思っています)。

 で、なんの勉強だったかというと「日本の食料安全保障をどう考えるか」でした。今の日本の食料自給率は40%以下(穀物は20%台なのです!)であります。この状況を皆さんはどう考えますか?もし、世界的な凶作が起こった場合、日本は今までのように食料を確保できないのです。将来の事は誰にもわかりません。でも地球の温暖化等、その危険に対する確率は大きくなって来ているのです。(現にアメリカでは、天候異常による凶作の場合「輸出を禁止する」とはっきりと言っているのです。そのとき「なんてアメリカは冷たいのだろう」と騒いだところでどうにもなりません。自国のことをまずは守るというのは国の行動として当然のことなのです。)


 政治は今まで何をしてきたのでしょう?戦後、他の先進国では食料自給率を上げる施策を行いそれを達成しています。それに比べ、日本は徐々に食糧自給率を下げているのです。食料というのは何をさておいても一番大切なものではないでしょうか?このような状態になってしまったことを受け止め、今までのことを批判するだけではなく、これからどうやって自給率を上げるのかを真剣に考えなければいけません。

 さらに、自給率を上げる際には、「北海道の農業」というのが大きな役割を占めるのは目に見えています。北海道としても、日本の食糧基地としての意識をしっかりと持ち、将来に見据えた「国策」をにらんで「北海道の農業の戦略」をたてなければならないと思っています。そういう意味合いから、僕はこの「食料安全保障」についての勉強をしに来たというわけです。

 政治家は、皆さんが安心して暮らせる社会を作ることが大切な仕事の一つであると思っています。しかし、今のままでは何かあったら多くの人が餓死をしかねない状況であり、「安心」とはほど遠い状態であることを肝に銘じてしっかりと働かなければなりませんね・・。

追伸 お茶の水駅に降りたのですが、周りに色々な大学のビルが本当に沢山建っていて、しかもその立派さと言ったら・・・本当に驚きました!本当に立派なのです。そこら辺のデパートや高層ビルなんて、全然競争にならない位に立派なのです。僕の言った小樽の大学なんて、あのビルから見たら「ほったて小屋」みたいなものでしたね・・・。参考の写真を見てみて下さい!

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これが大学のビル群の一つ、「日本大学」のビルです。あまりの立派さに驚きました。
このような大学ビルが沢山建っているのです!(雰囲気は伝わるでしょうか??)

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中央大学(駿河台会館)でのフォーラムの雰囲気です。
大学の授業のような雰囲気でしたが、非常に勉強になりました。

追伸の追伸 今日駒大岩見沢がやってくれましたね・・・!ベスト4に残っただけでも(76年ぶりなのですから)快挙なのに、史上初めて決勝に残るとは本当に驚きです!まさか、夏の甲子園の決勝で北海道のチームを応援する事が出来るとは・・・。嬉しい限りです。
しかし明日、僕は日中、サッカーの試合をしなくてはならないのです。この北海道にとっての「歴史的な試合」を見られるのかどうか・・・今から心配でなりません。

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