都市計画審議会で弥生新道の審議
今日ついに告示日です。全国で衆議院議員選挙がはじまりました。これからの日本を占う大切な選挙ですから、是非多くの方に投票に行ってもらいたいと思っています!
さて、今日は朝早くからバタバタしながら、北海道の「都市計画審議会」に出席をしました。本来なら札幌に行っている場合ではないのですが、帯広にとって重大な問題が発生しました。今、建設が進んでる「弥生新道」に大きな影を落としかねない事態が起こったのです!
帯広が更に素晴らしい都市になるため、昭和58年に「弥生新道」が都市計画決定されました。これは国道241号線、236号線の南北交通に対応す べく計画された都市計画道路であり、特に国道241号の十勝大橋の交通渋滞の解消に大きく貢献する南北交通軸として計画した主要幹線道路なのです。もう既 に出来上がっていますし、現在は自衛隊前の道路が劇的に綺麗になっています。
で、実はこの道に作られる予定の橋が建設できないかもしれないという事態になりました。もともと「弥生新道の橋(空港南町側から帯広畜産大学に行 くためには橋を架けなければならないのです)の建設自体に反対している自然保護の人々」がこの橋の「幅」や「河川岸の木の伐採」等に対して意見書を出して 来たのです。この意見書が原因で、今回の審議会で橋の建設にゴーサインが出ないと、橋の建設が大幅に遅れるどころか、建設自体が危ぶまれる状態になりかね ませんでした(それくらい北海道の都市計画審議会というのは力を持っているのです!)
平成9年から今まで25回もの住民説明会や現地調査、市長との直接対話を行ってきたのに、今更なんなのでしょう?確かに環境も自然も緑も大切で す。モモンガもいるらしいのですが、それでも、帯広市は植物や動物の生態調査等に市のお金(4500万円!!)も支出して調べ上げているのです!また、橋 の建設が行われるということでもう既に木を伐採済みなのです。しかもその伐採の時には「自然保護団体」の方々が一緒に立ち会っているにもかかわらず、何で 今更意見書が出てくるのか不思議でなりません。
第一、意見書を出してきた方(2名)が帯広在住者ではないのです!一人は音更、もう一人は何と札幌の人です。地元の事情を知らない人になんで「橋 の建設反対!」等と言われなければならないのですか?そして一部の人が出した意見書のために、何で今まであれだけ地元で議論してきた計画が大幅な見直しを しなければならなくなるのか、僕には理解ができないのです。
あの橋がないばかりに、車が近道になる住宅地の狭い道を通り、保育所近くで交通事故が多発しています(この町内会から僕は一昨年陳情も受けている のです)。そのことを意見書を出している人はどう考えているのでしょうね?僕は保育所での交通事故の多発に目をつぶり「モモンガ」の命だけを守るわけには いかないのです。
審議会が始まる前、同僚のメンバーである自民党議員にも協力を求め、万全の体制で臨みました。自分としてもどんな意見が出てもそれを論破する気迫 を持って審議会に臨みました!が、びっくりしたのは「民主党」のメンバーが全員欠席だったのです。思わず「今日は公示日で良かった!ついてる!!」と思っ てしまいました!結局は、無事に審議会で「橋の建設」が決議をされましたので、橋の建設は予定通り今年度に行われます。今回はかなり責任重大な「ミッショ ン」だっただけに無事に問題が解決してほっとしています!本当に良かった・・・。今日一緒に札幌まで行った担当の帯広市役所の職員の皆さんも本当にお疲れ 様でした!
追伸 昨日の記事捏造問題の件ですが、朝日新聞はペーパーを関係先に4枚ファックスしただけで、記者会見は行いませんでした。まさかとは思いました が、何なんでしょうね。しかも「このような問題で記者会見をした事例がない」という訳のわからない役所のような理由で会見を行わないそうです。