選挙は先送り？！
やっと帯広です。今日の午前中は道庁で色々な課と意見交換をし、昼のＪＲで帯広に帰ってきました。帯広の事務所では面会の予約が入っていたり、その後に、僕が評議員をしている医療法人の会議に出席をしたりと、慌しかったのですが、やはり帯広に帰ってくると安心しますね！
さて、今日の麻生総理の記者会見がありましたが、どうも選挙は当分無いような気配です。
また記者会見では、総事業規模２６兆９０００億円の追加経済対策を発表しましたが、本当に内容にびっくりをしました。例えば、国民一人当たり１５０００円程度のお金を還元することや、高速道路を土・日・休日に使っても上限を１０００円にするといった大胆なものだったからです。
多分、今後「これは選挙対策のバラまきだ」とか「こんなことをやっても全く意味が無い」なんて話を与党以外の政治家や評論家が、テレビで発言するのでしょうが、逆にその方々に対して「実効性の上がる経済対策」を聞いてみたいものです。正直言って、僕もこの経済対策による効果がどうなるのか良く解らないのが本当のところなのですから。一方的に批判するのは簡単ですが、対案を出さないで批判することは僕は政治家としても評論家としても恥ずべきことだと思っています。
そういえば首相は、３年後に消費税率のアップも記者会見で明言をしました。ただこれに関しては、僕は「完全に賛成」とは言えません。何故「３年後」なのでしょうか？その根拠がわかりませんし、本当に国民が怒っているのは「官僚による税金の無駄使い」や「天下り」のことで、抜本的に「税金の無駄使いの是正」を行うことも同時並行的に行ったうえで「消費税アップ」の話をするべきだと思っているからです。
そもそも僕は、「一般財源と特別財源の一本化」の議論が全くなされていないことにも不満を持っています。もっと政府や自民党の国会議員は「国民は何に対して怒っているのか」という視点を持つべきだと今日強く感じました。
