ただいまホームページ移行準備中です。

こちらのホームページは2015年5月29日までのものです。

選挙って異常な世界です!

2009 年 8 月 21 日(金)23:38 | 日記 | No Comments |

 よくよく考えると、「選挙」って異常な世界です。

 例えば、「タスキ」・・・
 候補者は、自分の名前をでかでかと書いた帯を、目立つように身体に巻きつけて、街を練り歩くんですよ。さらに、白い手袋もしています。これを普通の時にやらされたら、明らかに「罰ゲーム」です。正気の沙汰でがありません。

 例えば、「ポスター」・・・
 このポスター効果により、選挙期間中、僕が私用でコンビニに入っても、店に居る女子高生に「なま小野寺だ!なま小野寺」とか言われるのです。こんな恥ずかしいことはありません。
 また、特に小・中学校の周りでは「選挙ポスター」へのいたずらが増えるのですが、自分のポスターに「鼻毛」が書かれてあったり、目の部分に画鋲が刺されていたら、結構へこみます。自分以外のポスターにいたずらがされていたら、正直ホッとしたし、嬉しかったりもするのですが・・・(すいません!)。
 いずれにしても、自分の顔写真が、街のいたるところに貼り出されている状況って、かなり恥ずかしいのです。

 例えば、「選挙カー」・・・
 結構なボリュームで自分の名前が連呼されます。その選挙カーは市内をくまなく回ります。これに乗っている人達は選挙カーに「箱乗り」状態です。でも、こうやって一生懸命さをアピールしないと、支持者から「誰の選挙カーかわからない」・「自分の家には来ない」・「もっと気合を入れろ!」という苦情の電話が選挙本部に入ることになります。心配をしていただけるのは本当にありがたいのですが、支持者以外の方から見ると「おいおい・・・」って感じなんでしょうね。

 実際のところ「選挙カーを迷惑に感じている人が沢山居る」って考えると、本当に心苦しいです。

 選挙にはまだまだ変な所は沢山ありますし、ここでは書けないことも山のようにあります。しかし選挙を何度もやっているような僕らみたいな人種は、「選挙は異常だ」なんて感覚が麻痺してしまっているのです。

 僕は今回ほど、「従来の選挙のやり方を、ゼロベースで見直なさければならない」を強く感じたことはありません。我々は、「我々の視点から見た選挙」ではなく、「有権者の視点から見た選挙」という発想で選挙を考える必要がありそうです。

 もう既に、自分の選挙の時に試したいことが結構あるのです。

(追伸):そういえば、昨日のブログで「選挙期間中は僕のブログは面白くない」と書きましたが、効果は絶大でした。アクセス数がかなり減少しましたので(それでも、千単位のアクセス数があるのですが・・・)、僕は正直少しホッとしています。面白くないブログを出して、そのブログに一日何千人も集まるのは、精神的にも結構辛いのです!

コメント投稿