道警の問題以外にも注目すべきこと。
遂に明日から、本会議が始まります。今回の本会議でもやはり「道警の報償費問題」が一番の議論になるのでしょうか?確かに12億円ものお金を裏金としていたということは大変な事で、道民の皆さんの怒りもよく解ります。
しかし、日記で何度も言っているように道警問題より「北海道として逼迫している重要な問題」があるのです。赤字債権団体に転落寸前の北海道、失業率が異常に高い北海道、北海道だけ他の都府県に置き去りにされたまま回復しない景気、道州制問題、進まない市町村合併、多くの問題が山積みの中、マスコミが道民に解りやすくおもしろがる(怒りやすい)道警問題にばかり焦点を合わせ続けていることにも問題があると思います。
僕は「総務委員会」のメンバーではないのですが、道警の問題があったので総務委員会を後ろの方で見ていました。そのマスコミの多さにびっくりしましたが、確かにこれはこれで問題ではありますが、これと同等以上に「大変な北海道の現状」をマスコミ各社が報道をしてくれたらどんなに良いだろうなと思ってしまいました。道民は今の北海道での一番の問題は「道警問題」だと思ってしまうことに(多分そう思っていると思いますが)危機感を覚えてしまいます。
さて、実は今回の定例会で一般質問の準備をしていたのですが、質問者が多いと言うことで(9月7日の日記で書いた記事が影響をしているのかもしれません・・・)前回の定例会で発言をした者はなるべくしないようにということだったので、泣く泣く質問を取り下げました。残念ですが仕方がないですね・・・。それなら今定例会での「予算特別委員会」に所属をして質問することも考えたのですが、どうしても参加しなければならない会議が茨城であり、予算特別委員会にも所属できないようです。でも、僕の準備している質問は、時間をかけて精査して次の定例会にしようと思っています。
追伸 今日は委員会を傍証したいということで、インターンの佐藤君が議会に来て委員会に出席をしましたが、総務委員会の異様な雰囲気に驚いていました。