道新主催の政策討論会!
今日は、北海道新聞帯広支社が主催する「立候補予定者公開討論会」に行きました。自民・民主・共産の3人の候補予定者が自らの政策を訴え、他党の政策に対しての質問をすることができるという内容の討論会でした。
僕は「白熱をした議論」を期待していたのですが、残念ながらそこまでの討論会にはなりませんでした。 最大の理由は「時間が足りなかった」ということに尽きます。深い討論になる前に、コーディネータがそれぞれの候補者の持ち時間を厳密に守ったために(これはこれで大切ですが・・・)、どの質問もどの答弁も「知りきれトンボ」のようになってしまいました。各候補者の「公平性」を確保するのは当然で、主催者を批判するつもりはさらさらないのですが、もう少しフレキシブルに進行できなかったのかなと残念に思いました。例えば、各候補が自由に使える5分位の時間を用意しておいて、ここぞって時にその時間を使えるようにすれば、もう少し深い議論に発展したと思うのです。
しかし今日のような、「候補予定者が一同に会して、自分の考えや政党の主張を有権者に訴え、他党の政策の問題点を質す」という討論会が開催されることは、有権者にとって非常に大切なことなのです。 僕自身も、民主党がどのような考えでマニフェストを作ったのか、支持するしないは別にして理解をすることが出来ました。
また、政治家としても色々な情報を得ることができました。僕も「おかしい」と感じている政策への質問に対しても、「それにはそう答えるのか!」と、大変勉強になりました。また、この十勝において「民主党」が「自民党」をどの部分を攻撃しながら、支持を広げたのかも解りました。僕はずっと「今後の選挙戦において、自分は有権者に何をどう訴えるべきか」ということをずっと考えていましたが、その問いに対する答えが今日の討論会の中にありました。
今後、「個人演説会」が多くの会場で行われます。その場において、十勝の有権者の皆様に何を訴えなければならないのか・・・ということを、我々は今一度考え直さなければならないようです。
追伸:明日は、朝7時から十勝毎日新聞社の討論会があります。これは公開ではなく「新聞」で報道をされますので、候補予定者はあまり時間を気にしなくても良いようです。