道庁前での出来事
今日は午前中のJRで札幌に向かいました。道庁での打ち合わせがあるからです。(結構、行事や日程が詰まっていて、このように少し時間が空いたら日帰りしてでも打ち合わせをしないとしょうがない状況になっています。もう少し札幌が近ければ良いのですが・・。2時間半?3時間かかりますからね・・・。飛行機なら九州まで行けますし・・・!!)でも、峠はもう真冬の景色で冬だということを実感しました。吹雪いているのですから、北海道ですよね・・・。
今日は2つの部局と打ち合わせをしました。結構長丁場の打ち合わせになり、真剣勝負って言う感じで、ぐったりしましたが大変参考になりました。
さて、今日の話題ですが、僕が道庁に着いた時間、昼休み時間で、道庁前において職員団体(労組)の集会が行われていました。別に、労働者の権利として組合活動をすることに関しても別に異論はありませんし、就業時間以外の集会なので別に良いのですが、その集会で叫ばれている内容を聞いて「???」と思ってしまいました。
その集会では人事院の「寒冷地手当」の見直し(支給地域の見直し及び手当の削減)に関して断固反対するという趣旨の集会でありました。確かに、給料が減るのは大変なことで、怒る気持も解らないではないのですが、やはり話を聞いていて、公務員というのは一般の会社の通念は通じないのかな・・と思いました。この手当の削減は苦しい財政をどうにかしなければならない、また民間企業とのバランスを考えた決定であると認識をしています。この不景気で、民間企業は寒冷地手当の削減以前に「ボーナスカット」や「ボーナス無し」という企業も珍しくなく、賃金そのもののカットも行われているのです。そういう視点で考えると、「何を言っているのだろう?これで苦しんでいる道民が納得してくれて応援してくれると思っているのかな?」と思ってしまいました。
自分たちの権利ばかり主張しても物事は進まないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?この集会には民主党の道議会議員も参加をしていました(全員は確認出来ませんでしたが・・)。これから国民や道民の立場に立って、中央も地方も財政を立て直すために頑張らなければならない時なのです。その時に議員が「職員の手当の削減反対」を叫んでいるのですから「財政立て直しの道のりは険しいだろうな・・・」と痛感をさせられました。
追伸 今日の札幌行きは地獄でした・・。というのは、僕の隣にすごく体の大きい外国人が座ったのです(相手も大変だったと思うのですが・・・)ずっと「おしくら饅頭状態」で、その人は南千歳で降りたのですが本当にぐったりしました・・・。