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道庁の危機感の欠如!

2009 年 12 月 12 日(土)23:50 | 日記 | No Comments |

 僕が、道議会で質問をしてきた色々な問題が、解決に向けて着々と動いているようです。

 それは、僕が質問をした問題が、その後どのようになっているのかを、道庁の担当セクションの方々が逐一報告してくれるからなのです。

 ちなみに、僕が最近“報告”を受けたのは・・・、

・「アウトドア資格制度の件」

・「千歳空港の観光バスターミナルの件」

・「職員公宅の件」

・「アイヌの方々への大学資金貸付制度の件」

・「アイヌ協会への調査の関する件」

・「北海道農業開発公社の件」

・・・等々、殆んどの問題が解決に向けて動いていることが分かって、ホッとしています。

 ただ、これらの中に「今でもそんな考えでいるの?」という報告があるのも事実なのです。

 例えば、その中の一つは「北海道農業開発公社の件」でした。

 僕は、担当部の職員から報告を受けている最中、カチンときてしまいました。それは「この団体も農政部も、“道民の利益”なんかは一切無視して、自分達にはどこまでも甘いんだな」と感じてしまったからです。

 ちなみに、この団体には毎年巨額の税金が注ぎ込まれて来ました。現在は現金で80億円以上の内部留保があるのですが、公社は道民に“びた一文”返す気は無いようです。

 僕は、「公社がお金を返さなくて済む為の“屁理屈”が沢山書かれてあるペーパー」を道職員から見せられたのですが、あんなもので、僕が納得すると農政部は本気に考えたのでしょうか・・・。そんな団体を“道庁”が(正確には農政部だけでしょうが)庇っているのも、そして部があんな出来の悪いペーパを平気で出してくるのも、僕には腹立たしいのです。

 僕は、この農業開発公社と農政部に対しては「追求をしたいこと」があったのですが、それをずっと封印をしてきました。しかし、いくら言っても分からないようですので、追求を再開しなければならないようです。政権が民主党に変わり、この団体も今までのようには行かないということを、しっかりと認識する必要があるんですけどね・・・。

 しかし、道庁の財政がこれだけ危機的な状況であるのに、道の組織にはその危機感が無いのでしょう。僕には不思議でなりません。

 道庁自らが道民の為に動けば、僕だってこの団体を追求する必要は無くなり、違う質問ができるのです。そう考えると、僕は更に腹が立ってしまうのです。

 道財政が危機的な状況にある中、僕はこんな無駄な質問を何度もすること自体が、道庁に危機感が欠如しているという証拠なのです。

【追伸】今日の夜は、急遽「北見」に向かいました。通夜に参列をするためだったのですが、帰りの道で余りの夜空の美しさに唖然としてしまいました!ちなみに場所は「陸別近辺」でしたが、本当にすごい夜空でした!

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