道営住宅の家賃を上げる???
昨日、道庁の建設部から「来年の4月から道営住宅の家賃を上げたい」という連絡がありました。
僕は今年、「道営住宅の駐車場料金の値上げ」の際にも、「少しおかしいのではないか」と担当の建設部に文句を言ったのですが、今回は「家賃を上げる」というのですから、黙っている訳にはいきません。
僕がおかしいと思っているのは、値上げしやすい道営住宅の家賃だけ上げて、公宅の家賃は手をつけないということなのです。これだけの不景気であるのに、道営住宅の家賃を上げて、そこに住む方々に負担を強いるというのであれば、「道職員が住んでいる公宅の家賃も同時に上げるべきだ」と僕は思うのです。道民から見れば「公宅の家賃は労使の交渉ごとだから値上げは難しい・・・」なんて理屈は全く関係無いのです。道民が「なんで道営住宅の家賃だけ上げるのだ」と怒る姿が目に浮かびます。
もともと、「公宅の家賃は道営住宅の家賃の半分くらいだ」という問題があるはずです。「公宅の家賃を道営住宅並みの家賃にしたら、約40億円の収入が見込める」と僕の質問に対して道は答えたはずです(いくつかの新聞にも報道をされました)。
道は財政を健全化するため「財政建て直しプラン」によって多くの道民の皆さんには色々な我慢をしてもらっています。僕は本来であれば、先に公宅の家賃を上げて、道職員も努力をしていることを示してから、道営住宅の家賃を上げるのが筋だと思っています。そうでなければ住民の皆さんの理解なんて得られないと思うのです。
今の自民党もそうですが、道庁も「住民が何に怒っているのか、何をしたら怒るのか」ということを全く分かっていないようです。今がまさに「住民の為の行政・政治を真剣に考える時期」であることに本当に気づいて欲しいと思っています。
追伸 昨日の道新の一面に「北海道農業開発公社」や「道栽培漁業振興公社」等からの出資金の引き上げの記事が出ていました。前回の僕の質問で色々な事が大きく動き始めました。「今後、調整が難航しそう」というようなことも書かれていましたが、もし本当に所管の部や関与団体が抵抗をするなら、さらに厳しい追求をしようと思っています。
追伸の追伸 ここのところ、夜はずっと懇親会が続いています。今日も自衛隊OBの会合に出席をしましたが、僕を応援してくれている方ばかりで、楽しい時間を過ごすことができました(左隅に親父が写ってしまいました!)。