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道アイヌ協会の理事長が辞任?(後)

2010 年 5 月 27 日(木)23:27 | 日記 | No Comments |

「昨日のブログ」の続きです・・・・

 公益法人において理事長はトップの役職であり、多くの権限が与えられています。理事長が「必要だ」と思えば、どんな会議だって招集できるのです。僕は何度も緊急会議が招集し“喧々諤々の議論”をしながら、「組織において何処に問題があり、再発防止のためには何をすべきか」を真剣に考えていたはずです。

 僕は“補助金が入っている公益法人”の責任者として、一人でも多くの納税者の方々に納得して頂けるよう(しかし、そう簡単に納得などしてくれるはずもありませんが・・・)組織内でかなり厳しい調査や総括を行い“厳格な対応”に努めたでしょう。

 例えば「助成金が消えている」のであれば「何処に消えたのか」を調べ、個人がそれを着服していた場合には、“納税者”や“罪のない組織の会員の名誉”の為に、間違いなく“その人物”を告訴したでしょう。また、事務局サイドに問題があれば、プロパーの職員に対しても厳しい処分を下していたはずです。

 結果として、僕を含めた「全役員が辞任」したでしょうが、僕は“組織の最高責任者”として「全役員が辞任した後、どのような組織であれば不正が再発しないか」を考え、その筋道を立てた後“理事長を辞職”していたはずです。

 しかし、残念なことに今日までの北海道アイヌ協会の対応に対し、納税者の怒りは大きくなっているのは間違いありません。それは、僕のところに送られてくる“アイヌやそれ以外の方々からのメール”が日々増えているからです。

 僕は、理事長に「今、自分の果たす役割は何であるのか」・「自分が辞めただけで問題が解決するのか」・「自身が辞任後の“北海道アイヌ協会”の姿」そして何より「多くのアイヌの方々のこと」を良く考えた上て行動して欲しいと思うのです。

 まだ、この件は「報道をされただけ」の状態であり、正式に決定をした訳ではありませんので、僕は「理事長が責任を放棄し中途半端に辞任されないこと」を心から願っております。

 しかし、マスコミの対応も不思議ですよね。昨日、毎日新聞でこの報道がありましたが、北海道新聞には協会に関する“全然別の暢気な記事”が出ていましたし・・・。

 もし、僕が理事長を務めた団体において“アイヌ協会”で起こったような不祥事が発覚していたら、全てのマスコミから“袋叩き”にあっていたと思うのです。マスコミの正義や中立性って一体なんなのか・・・、最近良く考えてしまうのです。

【追伸】
 やっと「北海道版マニフェスト」のゴールが・・・!!!

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 今日は、北海道版マニフェスト作成の最後の全体会議となりました。とはいっても、僕は本プロジェクトの事務局長ですので、明日以降も作業が残る可能性が高いのですが、自分自身の仕事もかなり溜まっている状態ですので、今日の日が来たことは、僕にとって非常に嬉しいことなのです。

 ちなみに、以前のブログに書いた予言(?)通り、北海道においては「マニフェスト」という名称は使いません(笑)。

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