走り回りました!
今日も色々な行事に顔を出させていただきました。帯広市の緑ヶ丘墓地の無縁故者の慰霊祭に参列をし、僕が卒業した大学の同窓会が毎年参加している「イカダ下り」の激励に顔を出したり、町内会の夏祭りに顔を出したり・・・と、結構バタバタしていました。
さて、その中で「無縁故者の慰霊祭」について少し書かせていただきます。
現代を生きる我々が豊かな生活を営んでいるのは、先人の多くの苦労の上にあるのだということを我々は忘れてはいけません。この郷土「十勝・帯広」の発展のために力を尽くされ、帯広でお亡くなりになったにもかかわらず、縁故者がいないために十分に供養をされない先人が沢山いるのです。その方達に我々が「感謝」の念を表すことは、「この郷土に住む住民としても政治家としても当然である」と僕は考えています。この「感情」は、宗教という枠組みを超越したものであり「この地域に住む者が持たなければならない感情」であると思うのです。
この無縁故者の碑が緑ヶ丘の墓地にあることに何人の方が知っているでしょう。ほとんどの市民が知らないのではないでしょうか。しかし、帯広の小中学校で、授業の一環として教えることも可能なはです。そして「北海道と帯広の歴史」の勉強をさせ、同時に「先人の苦労を偲び、先人を敬う」という大切なことを教えるのもできるのです。将来、この地域に根ざしこの地域を創って行く次の世代に、この地域に住む我々が教えなければならない事は沢山あるはずです。しかし、実際にはどれだけ彼らにそれらを伝えられているのか、我々は真摯に考え直す時期に来ていると僕は感じています。
市民全体が、帯広を開拓した先人に敬意を表し、この慰霊祭への市民の参加者が増えたら素晴らしいことだと思うのは僕だけではないはずです。
(写真)無縁故者の記念碑の他に無縁墓地もあり、その写真です。墓碑も朽ち果て全て倒れていました。こんなことで良いんでしょうかね?