質問の準備は大変なのです！（後）
質問を作る際、僕にとっては“関係法令、条例、規則や通達を理解するのだけでも一苦労だ”ということを昨日のブログに書きました。
多分、皆さんは「北海道議会議員は“道の政策”を全て知っている」とお考えかもしれませんが、実際にそうではないのです。
それぞれの議員には「得意分野と不得意分野」がありますし、“道が行う政策の数”は数え切れない程あり、全てを理解することなど不可能なのです。
さて、何故、僕は質問を作る時に必要以上に時間をかけるのか・・・ですが、それは僕が中途半端な知識しか持っていない状態で「行政のプロである道職員の方々」と議論をすれば、僕はあっという間にまるめこまれて、問題も煙に巻かれてしまうからです。
ですので、僕はまず”法や条例等”を調べながら”調査”も行った上で“意見交換”をするのです。
さて、僕が意見交換前に行う「法や条例以外の調査」ってどんなものなのかを、知りたいですか？
それらは、例えば・・・、僕は可能であれば“現地調査”を行うのです。この際、僕の動きを知られたくない場合は“私服で調査”をしますし、一般客として対象の建物の中に入ったり、買い物だってすることがあります（笑）。ちなみに、僕は「張り込み」も平気で行います（笑）！
また“道への申請書類”に登場している“謎の登場人物”の正体を追うこともありますし、怪しい会社の登記簿等を調査し、ダミー会社の存在を知ったこともあります。
さらに“色々な方々”と会って情報を収集をしますし、山のような書類の中から疑惑や証拠を探し出したり・・・等々、本当に探偵のような仕事もあるのです。
しかし、僕は今“調べれば調べるほど謎も対象も膨らんでいく”という、議員になってから一番難解な問題にぶちあたっています。どうして良いのか途方に暮れてしまうほどですが、どうしても解決したい問題なのです。まだ、時間がかかりそうですが、頑張らなければなりませんね。
特に最近、僕は色々な方から相談を受けることが非常に多くなってきました。未だ、僕には政治家と呼ばれるようなパワーも無く、問題の解決に時間もかかってしまっている状況であるにも拘らず、道民の方々からの相談が増えているということは、議員として嬉しいことではあります。まあ、不器用な議員ですが「道民の為に頑張って仕事をする」ことだけはお約束しますので、「時折やらかしてしまう失敗」は大目に見てください（笑）！
