議論の優先順位を・・・。
2005 年 7 月 6 日（水）23:55 | | |
今日も何だか落ち着かない日でした。午前中は十勝毎日新聞の取材を受けて、午後は市内を少し回ってあとは書類整理と来客の予定があり事務所で、いろいろな方とお話をさせていただきました。
さて昨日、郵政民営化法案が衆議院を通過しました。あれだけ自民党から「造反者」が出たのも驚きましたが、今後、参議院で法案が否決されたら小泉 首相が「衆議院を解散する」という意向であるのにはびっくりしました。参議院の議決結果によって衆議院が解散してしまうなんてあり得るのでしょうかね？選 挙に余り強くない衆議院議員にとっては戦々恐々の日々が続くでしょうし、何より「何で参議院のせいで、この俺が選挙をしなきゃならないのか・・・ 」って 思いますよね。
でもそれも問題ですが、この法案に隠れて大切な問題の審議がされていないことも問題です。今後、日本の根幹を揺るがしかねない年金問題はどうなっ ているのでしょう？国会議員だって自身の議員年金について議論する予定だったはずです。外交問題や行政改革、国の赤字の問題・・・等々、確かに郵政民営化 は大切な問題ですが、議論すべき順番も問題に費やす時間についても、優先順位を間違えているような気がしています（道議会で「100条委員会設置」の問題 ばかり取り上げる状況にも似ているなとかんじています）。
政治家はもっと敏感に、「国にとって今、何が重要か？」ということを捉え、解決しなければならない順に速やかに議論をしていく必要があるのではないでしょうか？
追伸 今日は一日雨でしたね！雨は農業にとって大切ですが、ここ数日、気温が下がりすぎているので、もう少し暖かくなってほしいと願っています。が、僕の家の庭には良い雨ですね。玄関に置いてあるニチニチ草も元気よく育ってきました！
