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航空幕僚長の更迭について!

2008 年 10 月 31 日(金)23:18 | 日記 | No Comments |

今日は終日「帯広」です!

 さて、今日現役の空幕長が更迭をされたという報道されました。空幕長というのは「陸・海・空」の中の航空自衛隊のトップですが、その空のトップが書いた論文が問題になったようです。

 僕はその論文を読んだ訳ではありませんが、報道によると、「日本は侵略国家であった訳ではなく、被害者であったとも言える」という内容のようです。

 僕は自衛隊の大幹部がこのような「政府見解と全く違う論文」を出してしまったということに対して「更迭」はしょうがないとは思いますが、一方で本当に日本という国は「今までの戦争」をしっかりと検証してきたのだろうかという疑問を常に持っています。

 確かにこの論文は、村山首相が1995年に出した政府の見解に反してはいますが、この見解を出すにあたっては、本当にしっかりと議論を尽くされていたのでしょうか。今なお、この見解自体に意義を唱える者が多いのだとしたら、
見解そのものを検証する必要もあるのではないでしょうか。

 今の政府も多くの自民党の国会議員も村山首相の発言を政府見解だとしていますが、あの時は今からは想像も出来ない「いびつな形の政府」であった訳で、今は敵である民主党(旧社会党)の首相の発言を、自民党が何故大事にし続けているのか、そして何故本質的な議論をしないのか、僕には理解できない部分があるのです。

 本当に日本は歴史上、何から何までとんでもない国家だったのでしょうか。そして日本以外の国は、何の問題も無い素晴らしい国だったのでしょうか。そのような疑問を持っているのは僕だけではないと思っています。

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