自民党帯広支部の役員会
今日は、自民党帯広支部の役員会および総務会がありました。僕は支部の幹事長の立場ですので「会議の進行」を仕切らせて頂きましたが、進行役を努めながら「自分の考え」も述べさせて頂きました。
その中で、僕が最もこだわったのが「帯広市長選挙の総括」です。先の帯広市長選において、自民党が推薦した上野前議長は１３８票という僅差で落選をしました。我々は、票差はともあれ「負けた」という事実を重く受け止める必要があると思うのです。
自民党は今まで政権与党の立場で政治を行ってきましたが、その中で生まれ是正することが出来なかった「負の部分」について自民党はそれらを真摯に認め、反省しているでしょうか。もし、我々にその意識がないのであれば、いくら素晴らしいビジョンや政策を作ったとしても、それが有権者の心に届くはずは無いのです。そして、そもそも「国民本位の政策」を作ることすら出来ないのです。
僕は「今の自民党には何が足りないのか」・「有権者に理解してもらう為に何をすべきか」・「地方支部として今後どうあるべきか」等々、我々はそれらをしっかり分析し、反省もしなければならないと考えています。そして、その時々に「我々の考えを有権者の方々にお示しすることが、政党・政治家にとって大切なことだ」と思うのです。
また、我々が党としてこの作業をしないのであれば、「上野前議長」の落選が無意味なものになってしまう可能性があり、勇気を持って市長選挙に立起をし
あれだけの善戦をした上野前議長に対しても失礼なことになると、僕は考えています。
いずれにしても、僕は「今の自民党」が大嫌いなのですが、そうであれば「本来の自民党」に戻す努力も行うべきだと思っています。沈没しかけている船（党）から逃げ出すのは簡単です。しかし、お世話になってきた船であり、本来であれば素晴らしい性能を持つ船であれば、最後まで「船体に開いた穴」の修復に全力を注ぐのが、政治家も当然の「あるべき姿」ではないでしょうか。
