第一定例会が終了!
今日は、平成21年第1回定例道議会の最終日でした。
本日「道の来年度予算」が承認をされましたが、僕の関心はむしろ“北海道の予算”よりも“国の予算”に移っていたのです。
まあ、「道議会議員としてどうなんだろう」と自分でも思っているのですが(笑)、国の強引な予算編成の影響で、今後“地方”に大きな負担が生まれるのは必至です。そういう意味において、「来年度の国家予算を簡単に成立させて良いのか」と関心を持っていたのです。
僕は、今回の国会においての自民党は「戦略を完全に間違えた」と考えています。党は“国民の怒り”が何処にあるのかも知らず、何ら反省もしないまま“民主党(それも個人)に対しての攻撃”を繰り返し、挙句の果てには“審議拒否”をしつつもすぐにその方針を撤回し、党内からは離脱者を出し、最終的には“崩し的に来年度予算を通過させてしまった”という自民党執行部の責任の大きさは計り知れないのです。
僕は当初から言っていましたが、正々堂々と政策議論をし、自民党の考え方を打ち出しながら民主党の政策を攻撃し、世論を味方につけて「民主党が提出してきた予算」を少しでも否定する必要があったはずです。これは、現在“野党”である自民党が担っている最も重要な役割であり、このことが「我々こそが“国民の生活を第一に考ている”ということを有権者に示す」という良い契機になったはずです。
来年度予算をこんなにすんなり成立させてしまって、自民党は国民に対してどのように責任を取るつもりなんでしょう・・・。今日、僕は本当にがっかりしてしまったのです!
【追伸】
そういえば皆さんにお伝えをしていませんでした。今定例会で僕の席が移動ました。
しかし、この席はこともあろうに“民主党と自民党の境界”なのです。
ですので、極秘の書類を見ることが出来なくなりました。また野次もヒドイし、変な空気になる時もあり、本当に“針のムシロ”のような席なのです。もうこのまま「席替え」は無いのでしょうか(涙)?
僕は今、席替えで一喜一憂していた「学生時代」を思い出しております。