空港の危機管理について
今日は朝から事務所でデスクワークでした。予定も相変わらずコンスタントに入ってきます。一ヶ月前までは、「おっ?来月はちょっと余裕があるな!」と思っても、やはり時間が経つにつれてじわじわ行事が入ってきます。でもやはり「忙しい」ということは嬉しいことですね。
今日のニュースで、羽田空港に車で突入し、車を乗り継いで空港の滑走路内を我が物顔に走り回り、最後には海に飛び込んで溺死してしまった男性の事件の全容が解ってきたと言っていました。それによると、男が最後に乗っていたバンが羽田空港の「C滑走路」に侵入したのは28日午後7時33分27秒で、滑走路から出たのは33分42秒。そのほぼ同時間帯に高松発日航1410便がC滑走路に着陸していたというニュースを聞いてびっくりしました。
僕は良く飛行機にのるのですが、アメリカでの9.11の対米同時テロ以降空港での保安検査は異常に厳しくなりました。(とはいっても日本はまだアメリカに比べて緩いのです。1年半前、アメリカに行ったときは、空港で靴まで脱がされて、鞄の中もかなり念入りに調べられました)。日本もテロを警戒すると言う意味ではしょうがないことであり、日本人の安全を考えたら当然であると思います。今、東京の空港や駅や主要な場所では警官が警戒をしています。特に空港に行くまでの道には驚くほどの警官がいるのです。
あの警戒で、何故いとも簡単に薬物中毒の人間が空港の滑走路に車で進入出来てしまうのでしょう?進入した後も何故、的確に飛行機の着陸を止められなかったのでしょう?やはり、日本と言う国は危機管理能力が非常に低いのですね。この調子なら、訓練された兵士にならあっという間に空港なんて占拠されてしまいます。ただ、沢山導入して警戒するだけではなく、どこが弱いのかということもしっかり調べた上で警戒をしないと意味がないような気がします。この国がテロの餌食にならないよう、積極的に危機管理能力を向上させる努力が必要なのではないでしょうか?
追伸 どんどん、年金を払っていなかった議員が増えてきますね・・・。「国民は37%もの人が未納なのか」と思っていたのですが、このままで行くと国会議員の未納者の割合は40%を越してしまうのかもしれませんね。