社会保険庁の驚くべき価値観
今日は朝から自民党の帯広支部の議員団（国会議員・道議会議員・市議会議員）の会合の打ち合わせから一日が始まりました。来月の５月１２日に自民 党の議員で集まり、今年一年の活動を議論し懇親を深めたいと思っています。今まで自民党議員という括りで何も活動がなかったのが不思議でしたし、僕が議員 になりたてで何も知らない「自民党帯広支部幹事長」ということで、怖いもの知らずかも知れませんが「やらなければならないことはどんどんやっていこう」と 思っています。何より、与党として、帯広の自民党議員が同じ価値観を持って市民の為に勉強をするということは絶対不可欠であると思っています。
さて、今日は社会保険庁の問題です。本当に常識はずれに国民の大切なお金を好き勝手使ってきた社会保険庁ですが、またまた問題が出てきましたね。これだけ出てくるとまだまだこれらの問題は「氷山の一角」なのかもしれません。
今回の問題は社会保険庁が架空の行事（コンサート・エアロビクス教室・綱引き大会？？等）をでっち上げ、年間１億円以上税金で予算計上しており、 しかしそれらの行事が全く行われていなかったという問題です。しかもこの問題は１年限りではなく少なくても６年間以上（総額６億円以上！）「架空の予算計 上」がなされていたというのです。
これって犯罪ではないでしょうか？予算計上した行事が執行されていないのならそのお金は余るのが当然だということは「小学生」でもわかります。し かし、お金は全部使われてしまっているのです。大切な国民の税金は一体何に使われたのでしょう？こんなアバウトな予算計上と決算で良いのでしょうか？
もっとがっかりだったのは、谷垣財務大臣がこの点に関して「しっかりと決算をするのは難しい」旨の見解を出したことです。国民の大切な税金がしっ かり使われているかどうかを調べるのは当たり前のことなのです。難しいも何もないのです。難しかろうかなんだろうが絶対に決算はしっかりとするべきなので す。
僕は予算・政策等の議論は「衆議院」で行い、決算等の議論は「参議院」で行うものだという考えていますし、そういう認識の政治家は多いと思いま す。しかしこんなことがまかり通るなら「参議院」の存在意義自体が問われることだとも思っています。こういう官僚がやっているとんでもないことにもっと国 民が怒っても良いと思うのですが、皆さんはあまり怒りませんよね・・・。
