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画期的な答弁 その2(森林政策)

2010 年 9 月 19 日(日)23:10 | 日記 | No Comments |

 もう一つの僕がもらった知事からの画期的な答弁は、僕が「北海道を通して国に是正を求めてきた森林政策の見直し」の質問に対してのものでした。

 道議会において倶知安町の森林が中国資本に買われていることが判明をしていますが、僕は今までの“水資源”とは違う視点から質問をしました。

 実は倶知安には自衛隊基地があるのです。現在、道庁で把握できた“海外資本が保有する森林”の中で、この基地に一番近いものは中国企業のもので、基地とその森林の直線距離は2900メートル足らずなのです。

 しかし、僕はこの問題を追いかけているジャーナリストの方から「倶知安周辺で最低でも25箇所の森林が海外資本に買われている事実を掴んだ」と教えてもらっていたのです。現時点で、“倶知安町周辺で海外資本の森林で、道が把握できているのは10箇所だけ”いう事実を考えると、さらに基地に近い森林が海外資本に買われている可能性もあるということです。

 国民保護計画において道民を守る上でも、国の安全保障の観点からも、道議会議員として僕はこの事実から目を逸らす訳にはいかないのですが、知事も僕の質問に対する答弁で「国民保護計画に関係する自衛隊や警察、消防署等周辺の森林についてはその所有者を一刻も早く把握する」ことを約束し、同時に「安全保障等の観点から、森林政策の問題点について国に北海道の現状を伝え、改善を求める」ことも約束をしたのです。

 しかし、「自衛隊の基地周辺の森林の所有者を把握しておらず把握もできない」なんて呑気な国が日本の他にあるんでしょうかね。僕は「こんな危機管理意識で“国民保護法の制定”なんてお笑い種であり、これは自民党政権の責任だ」と思っているのです。

 さて、今、日本は中国政府からはとんでもないことを言われています。中国政府から嘘を教え込まれた可哀想な中国国民も反日運動を繰り返しています。日本の領海を侵犯した挙句、日本の監視船に体当たりをしてきた漁船の船長に対しての中国政府の抗議は、余りにも日本を馬鹿にした内容でした。

 また、日本のマスコミも「中国からの観光客が激減し、マイナスの影響は計り知れない」といった報道ばかりをしてます。この問題は本当にそんなレベルの話なんでしょうか。であれば、僕はマスコミに「もし尖閣諸島が中国の領土になったと想定した場合のマイナスの影響」も同時に報道して欲しいと思うのです。多分それは観光客が減った場合とは桁違いのマイナスとなるはずです。

 我々道民は、「そんな国の企業が本道において多くの森林を買っており、さらに買おうとしている」という事実を重く受け止めなければなりません。

【追伸】
そういえば、自民党11選挙区支部の支部長(暫定)と幹事長が決まりました。予想通り、私はどちらにも選ばれませんでした。ご報告まで!

【追伸の追伸】
今日は夜は、自衛隊のOBの方々で組織された隊友会帯広東支部の式典に参加をしました。ほぼ全員が親戚の叔父さんのような方ばかりで、楽しい時間を過ごすことができました!写真を撮ったのですが、ピントがずれていて掲載を諦めました。

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