画期的な答弁 その1(アイヌ政策)
今日のブログは、昨日の質問の知事の答弁で僕が「画期的だ!」と評価をしたものを“2つ”だけピックアップして書くことにします。
確かに知事はマスコミが報道した通り“65才以上の高齢者の方の安否確認”や“学力テストの結果の公表”、また“道営競馬の存続”について“以前より踏み込んだ考え”を示しました。しかし、僕としてはもっと高く評価している知事の答弁があるのです。
まず一つ目は「アイヌ協会の問題」に対する答弁です。
知事は、「私としては、・・・(中略)・・・協会の重責を担う役員の方々には、これまでの調査結果をしっかりと認識された上で、社会通念に照らし、協会及び協会役員の責任について、協会において適切に判断されるべきものと考えている」と答弁をしました。
つまり知事は“団体としての責任”と一緒に“アイヌ協会本部の役員の責任”にまで言及したわけであり、要約すると「一連の不祥事に関して、本部とその役員は社会通念(常識)に照らし、自らの責任の取り方を判断すべきである。」と言ったのです。
さて、“社会的な常識に照らす”というのは、「道民が納得する形で、アイヌ協会の本部と役員が責任を取らなければならない」ということを意味します。税金を年間10億円以上もつぎ込んでいるのですから、これは当然とえいば当然のことなのですが、いままでは北海道
どんな不祥事があろうが“甘い対応”に終始しました。しかし、この知事の答弁で道庁は甘い対応が出来なくなります。
また、北海道アイヌ協会は、多くのお金を詐欺まがいの行為で搾取し続けていた団体であることが、僕の一連の質問で明らかになりました。当然、北海道はこれらのお金を協会から返還させました。しかし、このような不祥事があったのあればアイヌ協会が不正にお金を搾取した人物を特定し、協会としてそれらの人物を訴えた上でお金を返してもらう必要があります。これは多額の税金を使っている公益法人としての本来の姿であり、責任の取り方の一つなのです。勿論、これも社会通念から考えて当然のことです。もし、今までの一連の不祥事に対して、アイヌ協会がこんな“当たり前の対応”もせず、問題や責任の所在をうやむやにしようとするのであれば、今後アイヌ協会にとってさらに大変なことが起こるでしょう。
このように、知事の答弁にある「社会通念に照らし」という“たった一言”が、今後のアイヌ政策に大きな影響を与えるのです。
これから、“常識の無いアイヌ協会本部”に対して北海道が「社会の常識を叩き込む」ことになるのですが、僕は道庁がどれくらい「社会の常識」を持っているのか、しっかり見極めたいと思っています。そして、道がちょっとでも甘い対応をした場合、すぐに僕は道に対して「今までで一番厳しい質問」をすることになるでしょう。
ちなみに、アイヌ協会の本部の役員は、僕のことを「アイヌをいじめるとんでもない奴だ」と非難して歩いているようです。しかし、本当にアイヌをいじめているのは“その方々”だと僕は思っています。それは「アイヌ協会本部の中で多くの不正が明らかになっている」という事実を見ても明らかなはずです。僕の目的は“北海道アイヌ協会を破壊する”ことではなく、多くのアイヌの方々の組織にすべく“アイヌ協会を抜本的に改革する”ことなのです。
今日もブログが長くなってしまいました。僕が知事の答弁で評価をした点はもう一つあるのですが、それは明日のブログに書きます!
【追伸】
今日は、僕が会長をやっている団体の野球の大会が本別町でありました。この大会は毎年行っているのですが、今年も17チームが参加をする大きな大会になりましたが、やはり早朝の開会式での僕の挨拶はボロボロでした・・。