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民主党党首が明日決まります!

2010 年 9 月 13 日(月)23:39 | 日記 | 2 Comments |

 民主党の党首が明日決まりますが、最近のマスコミはこの問題と追い続け、お祭り騒ぎのようでした。しかし、僕はこの党首選にずっと違和感を感じていたのです。

 現在、為替市場ではさらに円高が進んでいますが、それに対し政府が効果的な対策を講じてきたとはとても言えず、日本経済はどんどん深刻で暗いものになっているのです。国として早急に効果的な為替・金融政策を行う必要があるにも拘らず、こんな大問題もそっちのけで、菅・小澤さんや両陣営の国会議員による選挙戦をテレビで見る度、僕なんかは「本来の仕事もちゃんとやれよ・・・」とがっかりしてしまうのです。にも拘らず、日頃“報酬や議員の無駄使い”について厳しいはずのマスコミが、この党首戦には何故こんなにも寛容なのか僕には不可解でなりません。

 税金から歳費もらっている国会議員がずらーっと並んで同僚議員に対して投票依頼の電話をかけ続けていたり、わざわざ投票依頼をするために、その議員の選挙区にまで行ってみたり、挙句の果てに「現職の大臣」までもが選挙活動に熱心だという能天気ぶりは、まさに“異常”です。 “経済・雇用対策”は可及的速やかに行うべき施策なのですが、総理大臣以下、あれだけの国会議員が選挙活動に没頭しています。にも拘らず、それぞれの候補者が「経済・雇用対策は最重要課題だ」という演説を行っているのですから、笑止千万です。

 多分、多くの国会議員の方々は「この党首選挙は日本の将来に大きな影響を与えると考えると、これも国会議員として重要な仕事だ」というような“もっともらしい屁理屈”を並べるのでしょうが、多くの国会議員が「自分が投票をする候補を直ぐに決められない」という時点で、国会議員失格なのです。未だに迷っているとぼけた国会議員もいるようですし、明日の“両候補による最後のスピーチ”如何によって党首選の勝負が逆転する可能性もあるそうですが、それぞれの議員が“国民にとって何が一番大切であるのかを”を常々考えていれば、早い段階で投票を済ませてしまい、国会議員としての仕事を最優先にするはずです。

 民主党は、国民生活への悪影響を考慮し、国会議員の投票だけは締め切りを早めるべきだったと思いますし、さらに言うと「多数派工作の自粛」ができれば、「国民第一」となったんでしょうが、今の状態では「党が第一」ですよね。

 なんだか、今回の民主党の党首選挙って・・・、瀕死の患者を手術台に乗せたまま、二人の医者が「俺の方が名医だ!だから俺が手術をやらせろ」と、延々と言い争っている・・・といった状況に似ていますね。

【追伸】
 今日、前回の議会で僕が追求をし、道が答弁で調査を約束した「一村一雇用おこし事業」の調査の中間報告が報告されました。今のところ660万円の返還請求をするようですが、本当はこれは氷山の一角なのです。この事業でどれだけの税金が搾取されたか、今となっては闇の中ですが、何故このようなことになってしまったのか道もきちんと反省すべきだと思っています。

コメント

  1. 柏倉 より:

    小野寺道議、お疲れ様です。

    >なんだか、今回の民主党の党首選挙って・・・、瀕死の患者を手術台に乗せたまま、二人の医者が「俺の方が名医だ!だから俺が手術をやらせろ」と、延々と言い争っている・・・といった状況に似ていますね。

    言いえて妙、ですね。
    わたくしとしては“二人の医者が”の医者の前に“ヤブ”と書き足したいところです。

  2. 小野寺 まさる より:

    柏倉さんへ

    ははは!確かに、その言葉を入れた方が文章は面白かったでしょうね!
    しまった・・・(笑)
    流石に、文才がありますね。僕にしたらうらやましくてしょうがありません。

    今後もよろしくお願いしますね!

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