民主党の支持率が急上昇？
民主党の支持率が急上昇していますが、どうしてなのでしょう。
あの民主党の党首選挙は“緊急経済対策”を先送りにするような“国民の生活を全く無視した選挙”だった訳で、支持率は下がって当然です。
ですので、この支持率の急上昇は民主党自身も予想だにしていなかったはずです。
では、どうして支持率が上がったのかですが、
僕が思うに、一つの理由は「自民党本部の不甲斐なさ」でしょう。
思い出して下さい。昨年までは自民党が政権与党でした。その当時自民党が何かをしようとしている時には、必ず民主党は何かを仕掛けてきました。それらの中には“ガソリン値下げ隊”のような「嘘八百のパフォーマンス」もありましたが、あの当時の民主党には「自民党のニュース一色だけにはしない」という強い意思が感じられました。
しかし、今の自民党はどうでしょう。野党に下野したにもかかわらず、民主党の党首選をだた眺めているだけで“有効な手”を何も打てなかったのです。自民党はずっと政権の座に座っていたために、まだ野党になりきれていないのでしょう。完全な“与党ボケ”ですね。
そして、僕が最も大きな理由だと思っているのは「党首選挙が予想だにしていなかった国民が喜ぶ“絶妙なシナリオ”になってしまった」ということです。
皆さん！あの党首選って、テレビドラマの「水戸黄門」のシナリオに似てませんでしたか。
党首選には、いかにもって感じの悪代官が登場し、最初はその悪人が力を持っていたにも拘らず、蓋を開けてみれば最後には「スカッとするぐらい悪代官がやっつけられた」って感じでしたよね。国民はそんな悪代官をやっつけた菅さんと水戸黄門をダブらせて、「期待してみよう」って思っちゃったのかもしれません。
とは言っても、本当のところはもっと複雑なんでしょうが（笑）、政治って本当に不思議ですよね・・・。
【追伸】
今日の朝一番の行事は、空手の十勝大会の開会式での挨拶でした。実は、僕は子供の頃ずっと空手を習っていたのです。
子供達の空手着姿を見ていると昔の自分を見ているような気がしました。写真を載せようと思いましたが、個人情報保護法があるので載せることは止めました。この法律って本当に面倒ですよね・・・。
