北海道議会議員小野寺まさるのホームページ

　今日は、僕が委員長の「道議会総合政策委員会」がありました。
　この委員会においては、今年度中に『北海道の森林と水資源を守る条例』を作り、『北海道が震災の被災地を如何にバックアップするか』の計画を作ります。
　僕が今まで深く関与してきたこの二つの問題を取り扱う委員会の委員長に自分はなれたことに運命的なものを感じますし、しっかりと結果を出さなければなりません。

　因みに、僕は今「委員会の視察」について悩んでいます。
　今後、北海道を被災地のバックアップができる地域にしていく為の計画を作るには、まず我々は「被災地の現状」を知る必要がありますが、我々が視察に行くことにより、現地の方々に迷惑をかけてしまうのであれば、それは本末転倒な結果となります。
　どうすれば現地の行政や住民の方々に負担をかけずに視察を行うことが出来るのか……と、非常に悩んでいます。

　実は、さらに僕は「被災地で何らかのお手伝いをしたい」と考え悩んでいます。
　それを委員の方々が了承してくれるかが微妙だからです。
　勿論、被災地でほんの少しのお手伝いをしたからといって、そこに住む方々のご苦労を理解できるとは考えていませんが、政治家は少しでも被災地の現状と苦しみを知る必要があると僕は考えているのです。

　僕は「委員会の視察なんていらない」と考えていましたが、『今回の震災における行政の問題点の把握と被災地の現状を理解し、今後の北海道の政策につなげていく為であれば、委員会として視察をする価値は十分にある』と考えています。