本日の知事総括
今日は自民党の会議(4月16日に札幌で行われる「自民党道連大会」の準備委員なのです)を行い、午後からは予算特別委員会の知事総括でした。
知事総括というのは、予算特別委員会の小委員会では今まで議論をしてきましたが、しっかりとした結論が出なかった問題や、知事が直接答弁した方が良い案件を中心に質疑応答を行うのです。答えるのは知事のみです。
今日は色々な質問が各党から出されました。財政立て直し、道警問題、知床自然遺産、遺伝子組換え・・・等々、現在直面してる多くの問題に関して知事から直接「知事の考え」を聞きました。
「知事総括」ということで、テレビカメラも新聞各社の数も凄かったです(多分、全てのテレビ局でこのニュースが流れたと思うのですが、質問者の後 ろに僕が座っていたので僕をテレビで見た方もいるのかもしれませんね・・そうそう、僕は発見してしまいました。報道各社の方ですが、4人に1人は寝ていま した。眠たい気持も充分にわかるのですが、一番前に座っていて、何台ものテレビカメラや新聞社のカメラが向けられた状態で眠たいそぶりも見せられない僕と してはうらやましい光景でした(笑)。あの状況を見ていると、「道議会議員は居眠りばかりしている」という「批判記事」は良心の呵責(かしゃく)で書けな い記者が沢山いるだろうなと思ってしまいました。
今日の質問の中で一番委員会が騒然とした雰囲気になったのは「ふるさと銀河線」の質問でした。何故、そうなったのかというと、(1)道側(知事) の態度がよく解らなかったこと、(2)議員の中には存続派・廃止派・に分かれていること、が主な原因だと思っています。党によってこの問題に関して統一し た見解を持っていないのも大きな原因かも知れません。事実、自民党においてはこの問題に関して意見はバラバラです(果たして、党での意見集約が出来ていな い問題(質問)を、知事総括の質問にして良いのか?という疑問が僕にはありますが・・・)。
この問題は今後さらに議論をされていくでしょうが、今の状況は本来の議論からかけ離れ、議会内でさらに「混沌」とした状況になってしまった感が否めません。この問題をどのように収集していくのか、知事の力量が問われる案件になっています。
追伸 今日はかなりの時間オーバーで予算特別委員会が終わり、すぐに「懇親会場」に走りました。「燦々会」という超党派の一期生全員の集まりがあっ たのです。非常に和気あいあいとした「やかましい」雰囲気で、楽しい時間を過ごせました。この会には暗黙の了解があるようで、あまり突っ込んだ「政策」の 議論は殆どしません。根本的な考え方が違う人が集まっているので、本気で議論をしたらかなり大変な状況になるだろうと、みんながうすうす気づいているから かもしれませんね(笑)。でも、「北海道を良くしたい」という気持は全員同じなので、考え方は違っても楽しい時間を過ごせるのだと僕は思っているのです。
一期生の懇親会の写真です。
自民・民主・公明・共産・無所属・・・全ての会派の議員が集まっています。和気あいあいとした雰囲気で行われました!