時間が足りない!
最近は時間に追われています。今日は朝食時から情報収集をしていました。ある問題の「尻尾」を捕まえる為に、関係者に対して意見を聞いたり、お願いをしているのですが、明後日のタイムリミットまでに間に合うか微妙な感じです。僕は完全に「探偵」みたいになっています・・・。
さて、今日の予算特別委員会において、僕は環境生活部に対して質問をしました。
この質問では新たに「アイヌ協会網走支部」におけるアイヌ文化財団の事業における不正な会計処理が明らかになりましたが、 多分、明日の新聞にはこの質問の記事は出ないかもしれないので、今日のブログにこの質問の内容を書くことにします。
僕は今日の質疑で「網走支部における不正な会計処理」が明らかにしましたので、今後は「網走支部」に対してアイヌ文化財団は助成金の返還を求めるはずです。
しかし、僕はこの返還命令に支部は応じるべきではないと考えているのです。皆さんは「何で?」って思うでしょうが、まずは僕の話を聞いてください。
もし、ある事業が網走支部で行われ、助成金の中から会員全員に交通費が支給されたとします。しかし、実際には会員全員がその事業に行ったにも拘らず、交通費を貰えていなかったとしたらどうでしょう?
この場合、ある者が会員の交通費を「ネコババ」したことになりますが、もし網走支部の会員の皆さんが「交通費を貰っていない」と主張をしたら「網走支部において交通費分が別の部分の流用された可能性があるので、その部分のお金を返すように」とアイヌ文化財団から言われてしまうのです。
でも、これってちょっとおかしくないですか?だって交通費を貰えなった会員はまずは「被害者」なのです。そして、さらに「網走支部で交通費分を返還するように」と言われた場合、それを返すのも「会員」なのです。これこそ「泣きっ面に蜂」ですよね。
また、アイヌ文化財団だって「会員が交通費を受け取ったという領収書すら添付されていない事業計画書」を了としたくせに、今さら「網走支部は金を返せ」なんてよく言えたもんだと僕なんかは思ってしまうのです。
僕には、この「被害である会員」を守る責任があります。ですので、僕は支部は「財団からの返還命令に応じるべきではない」と主張をしているのです。
消えてしまった助成金はは税金ですので、だれかがきちんと返す必要があります。勿論、ネコババした個人がこのお金を返すべきなのは当然ですが、この者が返せないのであれば「アイヌ協会の本部」が返すのが筋です(実は、アイヌ協会の本部は2月の段階でこのことを了解をしていたのいも拘らず、協会側は先日の理事会や総会で、各地の支部長に対して「責任は支部にある」と嘘八百を並べているのには驚きました!)。
また、財団だって支部に対して「全額返還」を求めることは「おこがましい」と言わざるを得ません。この件に関しては、財団側にも大きな過失があったのは明らかなのですから、僕は当時の財団の担当職員もきちんと責任を取るべきだと考えているのです。
【追伸】
僕が議会で質問に立つ度に、新聞社やテレビ局の方が取材に来るのですが、僕はやろうとしている質問がマスコミが喜ぶもので無い場合には「次の質問は大したことないよ」と正直に言うことにしています。しかし、今日の質問も「大したことないので、テレビを入れるまでもないです」と言っていたのに、結局はテレビカメラが2台入ってびっくりしてしまいました。本当は「明日が本番」なんです。というにも、僕が来週の知事総括に「出れるか出れないか」は未定ですし、知事総括の質疑で、僕が「満足のいく回答がもらえるか」は全くもって未知数だからです。