昔、ろう学校がこの場所に?
今日、「ここは、旧北海道帯広聾学校跡地です。(昔、帯広盲唖院でした)」という横断幕を発見しました。
本当にびっくりしました。その場所は僕の家の「ほぼ隣の空き地」だったからです。あそこが帯広聾学校の跡地だったなんて、今まで全く知りませんでした。早速調べると、昭和20年~23年の3年間、聾学校は帯広市から元救護院跡の市有の土地建物を無償で借り、戦争で中断していた授業を再開したことが解りました。我が家の隣の空き地が元救護院跡地というのもびっくりしましたが、やはり聾学校だったというのは本当にびっくりしました。
ちなみに、僕がまだ小学生低学年だった頃、確かに「大きくて古い不思議な建物」がありアパートのように使われていました。子供心に不思議な建物だなと思っていましたが、あれが聾学校として使われていた建物だったのかもしれません。そこに友達が住んでいたので、子供の頃にその建物でよく遊んでいた記憶が蘇ってきました。
僕は道議会において「北海道のろう教育」の質問を繰り返し行ってきましたが、「すごい偶然ってあるんだな・・・」と因縁めいたものを感じ、しばし呆然としてしまいました。
今日と明日、帯広で「北海道ろうあ連盟」の全道大会が開催されるのですが、その大会の見学ルートにこの跡地を入が入っているのでしょうね。僕はこの写真を今日の午前中に撮ったのですが、その2時間後にこの横断幕は無くなっていました。この短い間にこの存横断幕に気付いて、本当に良かったと心底思いました。
追伸 今日は、帯広以外の地域の多くの聾の子供と親御さんが、帯広にアートを学ぶ研修に来ていました。僕も途中で合流しましたが、手話を使い生き生きした表情でコミュニケーションをしている子供達の姿を見て、非常に嬉しく思いました。