明日は前日委員会!
明日は前日委員会です。定例会の開会日の前に日には必ず常任委員会と特別委員会が開催されるのですが、それを我々は「前日委員会」と呼んでいるのです。
さて、今日は我が会派の代表質問に対する各部の答弁内容が返ってきました。結論を言うと「危機感が全く感じられない」「能動的に動こうとする意識が薄い」「認識が中途半端である」といったトーンの答弁ばかりで、これから来週の月曜日の代表質問に向けた意見交換は厳しいものになりそうです。
一方で、自分の質問に関するデータもだんだん揃ってきました。今回のメインは、道庁と支庁で所管する「委員会や協議会」に関する質問になりそうです。
どんな質問か、ですが・・・、
道は破綻寸前の財政を難建て直す為に、色々な取り組みを行っていますが、僕は「職員にも議会にも、危機意識が足りない」とずっと感じています。例えば、民間の会社ならとっくに行革のテーブルに上がり「経費の削減対象」となるべきものの多くが、実は道においては行革のテーブルにすら上がっていないからです。その一つが、今回質問をする「道庁組織内の委員会・協議会」なのです。「何故、これだけ膨大な数の委員会が、行革の対象となっていないのか」僕はずっと疑問に思っていました。
今、正確な数を集計している最中ですが、初めて計算される数字なので結構手間取っております。最終的な数はまだ分かっていませんが、道には会議体だけでも1、500個以上あるのが判明しましたし、道職員以外の民間の委員も2、000人以上いるようです。年に一回も開催されていない委員会も相当数ありますし、ある職員が一人で40以上の委員会の委員を掛け持ちしている事例もあるようです。いま質問に向けて、このデーターの精査を行っています。
しかし、本当に1、500以上ある委員会の全てが必要なのでしょうか。各部横断的な「協議会」の数が1、000以上あるというのは、組織機構に問題があるからなのではないのでしょうか。
これらの数字を見ても、まだ道庁の各部に「本気で行革を推し進めよう」という意識が芽生えていないのは明らかなのです。僕は、道庁が本気で行革を行っていかない限り、道民の理解を得られないばかりか、財政建て直し自体も不可能だと思っています。今回の定例会も、「もっと行革をしっかりやれ!」という厳しい質問になりそうです。
追伸 今日の夜は、僕が一年のうちで5本の指に入るくらいに「緊張する会」が行われました。これは毎年、札幌の「杉の目」という料亭で行われるのですが、青年会議所の歴代の地区会長の会合なのです。今日も本当に疲れました!