北海道議会議員小野寺まさるのホームページ

　今日は札幌に来ています。

　実は明日、急遽質問をすることにしました。

　今後、色々な議論となると思いますが、やはり「当別ダムの入札」の件は、道の考えをしっかりと聞く必要があると思ったからです。

　この当別ダムの入札で、北海道は「入札に参加資格の無い、指名停止処分を受けている業者でも入札に参加してよい」としました。

　本当に・・・

　本当にこれで良いのでしょうか。この事案は色々な問題をはらんでいます。

　何故、指名停止を受けていない２社（JV）で行わなかったのでしょう。２社いるのであれば、競争は担保されるので問題は無いと思うのです。まじめにやっている業者がいるのに、指名停止の業者もこの入札に参加させるのは何故なのでしょう。まじめにやってきた業者も「腹立たしい」おもいをしているのではないでしょうか。

　そして、入札時期をずらせなかったのはどうしてなのでしょう。計画から３０年経過し、計画も順調に進んでいなダム工事なのです。少しくらい入札を遅らせてでも、「北海道は厳格に入札を行っていく」という姿勢を示すことが、今の時代必要だったのではないでしょうか。

　さらに、大きな特殊で大型の公共工事の入札時に、処分中であろうがスーパーゼネコンが多数参加しなければならないなら、それらの企業への「処分」なんて形骸化をしていまうのです。

　まだ入札結果は出ていませんが、指名停止の業者が５社、処分を受けていない業者が２社入札に参加します。もし、指名停止の業者が落札してしまうような事態になれば、更に事態は悪化すると思っています。

　問題はまだまだあります。現段階においては、党として議論はしていませんので、僕は与党議員という立場ではなく、一道民として「おかしいのではないか」と思う点を質問をできると思っています。