日本人の中国に対する感情の変化
今日は朝一番で東京に行きました。千歳経由で東京に行ったのですが、帯広が非常に寒かったので厚着をしていったために、東京では汗だくになりました(東京の人曰く、「今日の東京は久しぶりに寒いですね」ということだったのすが・・・)。
さて、今日は行きの飛行機でちょっとした騒ぎになりました。まあ大したことはないのですが、僕が飛行機の窓側に座っていましたら隣に3?4歳ぐらいの女の子が隣に座りました。で、お父さんがその隣に座ると思っていたらいなくなってしまいました。で、ふと気がつくとその子の隣には道議会の先輩議員が座っていました(時間的に道議会議員が沢山乗っていた飛行機だったのです)。その女の子は訳の分からないおじさんに挟まれた格好で、飛行機の中という特殊な状況で、しかもお父さんの姿も見えないということで「パニック」になったのでしょう!泣き出したのです・・・。僕を見つめて「この世の終わりだ・・・」という顔で泣き始めたので、スチュワーデスに「お父さんを捜してもらえますか?この子が泣き始めました」ということで、スチュワーデスは「広い機内」でお父さん探しに奔走!結局お父さんは見つかり僕はそのお父さんと席を交換したのですが、満席とはいえ飛行機会社もちっちゃい子がいるなら配慮をしてあげても良いですよね・・・。あの子供の「切ない目線」は尋常ではありませんでしたから・・(笑)
今日のニュースで「やっぱり・・」と思ったのは、日本人の中国に対する「親しみを感じる」というポイントが急落(昨年47.3%→今回37.6%)したということです。これは当然の結果なのですが、これを政府がどのように判断して行くかが重要だと思っています。(しかし、韓国に対しての好感度は上がりましたね。「冬ソナ」の影響だと思うのですが、ドラマなんかで「国」というものを判断して良いのでしょうか?韓国と日本の間に横たわっている多くの問題を直視しないで、雰囲気だけで流されているこの状況にも危惧をしています。)
これから、政府や議員に対して、経済界(大企業)から、「中国に対しては、柔軟な姿勢で行って欲しい」という要求があるでしょう。まだ、そのような報道はされていませんが容易に予想はできます。中国は一大マーケットであり、企業も多くの投資をしており、利益が減るのが怖いからです。企業の考えも解ります。経済も大切です。でも、今のぎくしゃくしている状況を早く解決してしっかりした「信頼関係」を築かなければ、将来にわたりお互いの国にプラスにはならないと僕は思っているのです。今こそ日本政府の外交手腕を問われている時はないと思っています。