日本の国土・領土に対する意識って(前)
不思議なのです。非常に不思議なのです。あれだけ「外国資本によって国内の森林が買収された事実は無い」とあれだけ頑なに主張し続けていた林野庁が、その主張を翻したかもしれないのです。
僕も確認している最中なのですが、どうやら今朝、自民党の国会議員による林政調査会の小委員会で林野庁が配布した参考資料の中に「北海道の事例」の記述があるようなのです。
どうして林野庁は急に方向転換し“買収の事実”を認めたのでしょうか。また、何故このように“ひっそり”と事実を認めようとするのでしょう。
さて、今頃になって林野庁がその事実を認めたとしても、いくつかの謎は残ってしまいます。
例えば、林野庁が行っていた“外国資本による森林買収の実態調査”ですが、道庁は“H20年度に本道の森林が中国資本に買収されていた”と林野庁に報告したにも拘らず、何故か林野庁は「海外資本による買収の事実は確認できなった」という
理由で、“平成21年度における買収の実態調査”を一方的に中止しました。どうして林野庁はそのような判断をしたのか、僕は理解出来ないのです。
また、この調査は“30ha(ヘクタール・・・1ヘクタールは1万平米)以上の森林という広大な森林”のみを調査対象としたのはどうしてなのでしょう。国会の中で「本州で30ha以上ある森林の売買は頻繁にあるのか。何故、対象を30ha以上を対象としたのか。これで海外企業による森林買収の実態が解るのか」と誰も追求をしなかったのでしょうか。
・・・・・・明日のブログへ続く・・・・・
【追伸】
今日、第三回定例道議会が閉会しました。本日「尖閣諸島沖における中国漁船衝突事件に関する意見所」が道議会において賛成多数で可決されました。共産党すら賛成する中、民主党だけが反対に回ったのには驚きました。一体、何を考えているのやら…。
【追伸の追伸】
そういえば、今晩は手稲に行きました。自民党や保守を応援してくださる方がいるのですが、その方々とお話をさせて頂きました。非常に有意義な時間でした。ただ、「世の中の闇」の話をし過ぎたかもしれません・・(笑)