日本のマスコミの不思議
僕はこのブログに「最近の日本のマスコミはおかしい」と、何度も書いてきました。また「現場の記者は素晴らしい方が多いので、変なのは“本社”なのだ」ということも書きました。
実は、僕はネットで知ったのですが、今日「中国の尖閣侵略糾弾デモ」が渋谷であったのですね。ネット上の映像を見る限り（映像へ→リンク）、規制の為に警官も配置されていますし、かなり多くの方がこのデモに参加をしたようです。
僕は「尖閣諸島での事件における“中国政府の無礼な態度”と“民主党政権の常識を逸脱した対応”に対し、多くの日本国民が怒るのは当然であり、このようデモが行われるのは必然だ」と考えています。
しかし、非常に不思議なのは、殆んどのマスコミがこの事実を報道しようとしないことなのです。
さて、このデモが行われたのは渋谷であり、代々木の“ＮＨＫの本社”の目と鼻の先の場所です。ＮＨＫは中国本土におけるデモの様子は繰り返し放送していたのに、本日の日本国内におけるそれも本社近くで行われた大規模なデモを報道しないのは何故なのでしょう。
まさか、ＮＨＫも那覇地検と同じように「今後の日中関係を配慮して」などという、本来は“政府が考るべき理由”で放送を自粛したのでしょうか。もし、ＮＨＫがこんなこともまともに放送できないのであれば、もうその存在意義は無いのです。それは、ＮＨＫは特定の企業や勢力に偏ることなく公平に報道できるよう、全世帯から料金を徴収することにより成り立っているからです。
今日はＮＨＫに幻滅してしまいました。そして、日本人にとって非常に大切な情報を封印してしまうようなＮＨＫに対し、僕は「料金を払わなければ・・・」なんて気持ちを持ち続けられないかもしれません。
さて、明日の朝はどの位のテレビ局や新聞がこのデモの報道をするのでしょう。もし、殆んどのマスコミが黙殺するようであれば、僕は“日本のマスメディアの良心”を疑いますし、もう日本のマスメディアには何も望まなくなりそうです。
2010年10月03日（日） 09:37
小野寺道議、お疲れ様です。
渋谷デモの件、わたくしも注目しておりましたが、今のところ非常に残念な結果を迎えそうです。
「新聞やテレビでやってないことは信用できない」という方がおられます。
また、「新聞やテレビに出ている有名な人が嘘をつくわけが無い」と言う方もおられます。
つまり、知らない人が真実を叫んでも、有名な人の嘘のほうが信じられてしまうのです。
んなアホな、と思われる方は多いでしょう。特にネットをやっている若い方々には。
溢れるような情報を取捨選択する訓練を積んでいますから。
しかし、実際におられるのです。
ひどいのなると、見た目が良い人の言うほうを信じる、という方もおられます（笑）
真実では無いことを嘘と呼ぶ。では真実を隠すことを嘘とは言わないのでしょうか。
わたくしはどちらも嘘だと思うのですが、おそらくは受け取り手次第のような気がしています。
テレビ・新聞でやってないから嘘。テレビに出ている人のいうことは本当。
知らない人が言うことは嘘。有名な人が言うことは本当。
一番怖いのは、真実を伝えられないことに悔しい思いをしている伝え手がいる一方で、自分たちがいくらでも捏造出来ることに恍惚感さえ覚える伝え手がいるのではないか、ということです。
「あのオノデラって道議、俺らマスコミ様にヘコヘコしやがんねえ。気に入らないから嘘書きまくって有権者（バカども）に悪いイメージ植え付けちゃるべや！」
なんて。
2010年10月03日（日） 16:58
海外のデモは報じるのに、国内のデモは報じない・・・
でも、集会（１００人程度の）はしっかり報じる
いまさらかもしれませんが
日本語のマスコミにはJournalismの基本が欠けていますね・・・
多くの人の知る権利を妨害しているように見えるんですが？
報道の自由は知る権利を基づく社会権ですが、
勉強しないのですかねぇ・・・orz
2010年10月05日（火） 22:58
またか・・・の怒りでいっぱいです。
こういうことをやっていながら「ペンの正義」を主張したりするから「マスゴミ｣なんて揶揄されるのに。
報道しない自由もここまでくると国民への裏切り行為だと思います。
戦時中の報道とどこが違うのでしょうか。
NHKは本当に腹立たしいです。特にお年寄りはNHKをすごく信頼しているからなお許せない。
本来視聴料を取る根拠になっている｢公平な報道｣から逸脱しているNHKが法で守られ、そんなNHKは許すまじと支払い拒否した人々が罪に問われるのは納得できません。
NHKに自浄能力が期待できない現在、放送法そのものを何とかするしかないらしいです。
何とかできないのでしょうか。
2010年10月11日（月） 22:54
日本人全員が騙されてる。
私は悔しくてたまりません。