日曜大工をしながらバイトの事を思い出しました。
今日は日中に若干の時間が空いたので、日曜大工をしました。そうは見られないのですが、大工仕事は大好きなのです。家には、大工道具が結構ありますし、家には結構僕が手直しをした部分があるのです。ずっと忙しくて作りかけだったものがあって、その塗装作業をしました。時間がそんなには無かったので完全には出来ないままでしたが気分転換にはなりました。塗装も薄く何度も塗らなければならないので今日終わらせることは出来ませんでした。続きはいつ出来るのでしょうかね?
塗装をしながら、そういえば「車の塗装屋でバイトをしてたなー」と考えていてそれからずっと、学生時代にしてきたアルバイトのことを思いだしていました。どれくらいのバイトをしたか思い出せない位のバイトを今までしてきました。新聞配達、住宅地図作り、家庭教師、喫茶店、厨房、通行者数のカウント、英語の翻訳、土木作業員、・・・等々、まだまだあるのです。(なにより辛かったのは大学生時代にやった「貨物船の荷物下ろし」でした!これはニュージーランドから小樽に来る船に乗って思いっきり積まれている「羊の肉」を下ろしていくのです。ほぼ羊の形をしたマトンの肉をただ運ぶという単純作業ですが、その重たさと数でかなり参ってしまいます。しかも船全体が冷蔵庫になっているので、その労働条件はかなり厳しいものでした。1時間働いて1時間休憩というローテーションを組むのですが(これを聞いて一見、楽に思うかもしれませんがこういうローテーションを組まないとどんな鉄人でも無理だろうなと思う位激しいバイトでした。一日1万5千円もらえるという魅力で、結構このバイトをしたのですが、よく考えると、このバイトをしたあとは3日間は動けなくなるくらいの状態になりバイトが出来なかったので、割に合わないと気づき、家庭教師となりました・・)
学生時代は本当に貧乏生活を送ってきました。(大学時代の健康診断で「栄養失調」と診断されました。そのころの体重は40キロ台でした!)でも、今振り返れば本当に良い経験が出来たと思っています。労働の大切さ、お金のありがたさ、そして人生の大変さを身をもって体験しました。そんなことを考えながら、昼間の少しの時間ではありましたが、日曜大工をしていました。
今、若年層の失業率が問題になっています。一生フリーターでも良いという人が失業している3分の1、失業しているのに急いで職を見つける気がない人も3分の1いるそうです。そんな生やさしい考え方では、将来、必ず辛い思いをするでしょう。また、そういう考え方に子供をしてしまった学校や家庭にも問題があると思うのです。本当に子供の将来のことを思うなら、甘やかすことはせず苦労をさせた方が良いと思うのは僕だけなのでしょうか?
夜はいくつかの会合を掛け持ちして走り回りましたが、一つに自衛隊に入っている子供を持っていらっしゃる親の会である「自衛隊父兄会」にも出席をしましたが、この会に参加して、改めて家庭での子供に対する教育がどれくらい大切であるかを再認識しました。