既にアイヌ協会の報道?
今日の北海道新聞の夕刊に、僕の質問によって行われた「アイヌ協会への調査」の結果が、既に出てしまったようですね。しかも、返還金額が711万円と“ドンピシャ”なのですが、どこかから資料がマスコミに流れたからでしょうね・・・。
僕には“どこから洩れたかのか”は何となく分かってしまうのです。多分、議員サイド(自民党!?)から情報が流れたはずですが、情報を流すなら流すで、その“タイミング”も配慮して、せめて「朝刊のタイミング」で流して欲しかったですね・・・(笑)
冗談はこれくらいにして、今日の本題に入ります。
まずは、釧路支部をはじめとするいくつかのアイヌ協会支部における「委託業務における不適切な会計処理の問題」についてですが、僕は「ただ、お金を返せば良いって問題では無い」と思っているのです。皆さんはどうですか?
ここではっきりさせなければならないのは「この問題の責任を“釧路支部や一部の支部だけ”に負わせるのはおかしい」というです。北海道アイヌ協会の本部はこの件に関して正式なコメントを出していないばかりか、役員も全く反省をしていないように見えます。この問題の責任の所在を曖昧なままにしてはいけません。
もし、役所から委託事業を受けていた「公益法人」が、こんなにも杜撰な会計処理や詐欺まがいの横領を繰り返していたのであれば、本部の役員が“一連の責任”を取るのが普通です。しかし、この団体の役員は誰一人として「責任」という言葉を口にしないのです。そればかりか、逆に「頬かむり」をして嵐が過ぎるのをじっと待っているような姿勢なのです。
これが“公益法人の役員”として相応しい対応と言えるでしょうか。僕には「役員の殆んどが、アイヌの仲間や文化を守るよりも、自分達の立場や地位を守ることに精一杯である」というように見えてしまうのです。
ちなみに、道アイヌ協会は、今後このようなことが起こらないように「有識者によるチェック機関」の設置を検討しているようですが、これはなんの役にも立たないはずです。
いくら、道アイヌ協会が「付け焼刃的な対応」を提案しても、今までのようには上手く行かないでしょう。もし、どうしても協会が自分達の案を通したいのであれば、チェックをする有識者のメンバーから「アイヌ協会の御用学者」や「アイヌ協会の御用新聞」を排除し、公平・公正の立場で法人をチェックできるメンバー審査をするのであれば僕も了解しようと思いますが、多分無理でしょう。ちなみに、僕は必要であれば「警察OB」等のメンバーも入れるべきだとも考えているのです。
さて、この問題ですが、アイヌ協会が中途半端な対応しかしないのであれば、3月の僕の質問で協会の本部は大変な騒ぎになるはずです。僕の方は“かなりの証拠”を押さえました。後は“協会の責任の取り方”をしっかり見させて頂きます。
・・・、ということで、このブログがアップされるのは、協会の臨時総会が終わった後になりますが、果たしてどんなことになっているやら・・・・。