新米だからできる大胆な発想をもって頑張ります。
今日は朝起きて、びっくりしました。なんとマラソンの野口選手が金メダルをとっているではありませんか・・・。昨日は疲れのあまり寝てしまったので(テレビは付けてありましたが・・・)全く気づきませんでした。でも、凄い勢いですね。昨日の駒大苫小牧といい、オリンピックといい、こういう話題はみんなが元気になりますよね。
確か今日、選手が凱旋ということで、優勝旗が初めて津軽海峡を渡ってくるのですね(ちなみに優勝旗はたしか白河の関所を超えたことがないと思うので東北以北で初めてなので、津軽海峡をいきなり渡るなんて本当に驚きですよね!)。
さてさて、近頃、頂いていた質問にお答えしていなかったことがあるので、そのことについて書こうと思います。頂いていたメールでこれには答えなければいけないなと思ったのは、「議員になって一年が経ちましたが、慣れましたか?」という質問が(同様の内容も2通)来ていたのでそのことについてお答えします。
正直、「少しは慣れて来ましたが、まだまだです」というのが本心です。一年経ってようやく「道庁」や「議会」の一年間の流れを見ることが出来て、「なるほど、こういうものなのか・・・」と理解をしてきた段階です。予算についても、施策についても、議会の運営にしても、会派毎の件にしても、議案が通過する経緯についても、自分の質問についても、まだまだ100点という状況にはほど遠いというのが実感です。
勿論、皆様に選ばれて議員をさせて頂いているのですから、精一杯勉強をしているという自負はありますが、しかし、あまりにも「道議会議員」と言う仕事は奥が深く、守備範囲が広く、本当に難しいと感じています。こうやって皆さんに「日記」を書いて僕の思っていることの一端や、行動を伝えようと思っていますが、やはり限界があるのも事実です(詳しいことや内情までは書けないという制約もありますし、難し過ぎる話も書けませんし、なかなか苦悩しながら日記を書いています。)
こうやって、「一人前の議員になるのは大変なことだ」と私のような新米議員が思っていることを伝えるのも大切だと思っています(本当は、「皆さん一年経ってもうばっちりです!何でも任せてください!」と言えば良いのかもしれませんし、それが政治家的なのかもしれませんが、僕にはそれは出来ませんね・・。今まで、行政経験も秘書経験も何もない者にしたら到底無理な話で(とはいっても、行政経験や秘書経験があっても「道議会」という本当に特殊な世界では即戦力にはなりえないと思います・・・)、まあ、根気よく一期目は「勉強」と決めて頑張っているというのが、本当のところですね。
しかし皆さん!!多くの事を知らないというのは、実は大きな武器なのではと近頃思い始めているのです。道政はいま大きな転換期に来ていますので「待ったなし」で多くのチャレンジをしなければなりませんが、皆さんと同じ視線で物事を考えることが出来ますし、硬直的ではない「大胆な発想」も出来るというのは武器であると思っています。勉強しながら、でもスピーディーに解決をしなくてはならないことには積極的に首を突っ込んで、この北海道の為に頑張りたいと思っています。
まだまだ半人前の議員かもしれませんが、絶対に初心を忘れず、皆様から多くの叱咤激励を頂きながら一歩ずつ前に進んで行こうと思っています!