教科書の採択結果について
今日は午前中、選挙関係の重要な会議がありましたので、帯広に急遽戻ってきました。
さて、昨日の時点で僕も知り、同僚道議会議員や市議会議員とも話したのですが、帯広の中学校での歴史と公民の教科書、扶桑社の教科書が採択されま せんでしたね・・・。この教科書採択にあたっては、各団体やマスコミが煽るように反扶桑社キャンペーンを行ってきました。特にこの十勝・帯広においてはそ の活動は目に余るものがありました。前回の採択時の十勝管内町村への仕事でファックスが使えなくなるくらい「扶桑社の教科書を採択するな!」というファッ クス攻撃がありましたが、今回の運動も凄まじかったですね。
で、実は僕は「扶桑社の教科書反対」と叫んでいる団体が主催していた総会に私服で帽子を目深にかぶり侵入をしたのです。嫌がらせではなく、そのような団体がどのような考えか?総会でどんなことを話すのかを聞きたかったからです。
で、今でも覚えていますがその総会ではこのように言っていました(正確ではありませんが、内容はほぼその通りだと思います)。
「この十勝には、扶桑社の教科書の採択に熱心な大臣をはじめ議員がいる。情報によると、教科書採択も「扶桑社」で決まったようである。それは、扶 桑社びいきの選定委員を選び、教科書選定委員への根回しが済んでいるからである。扶桑社寄りの議員・団体のこれらの動きは大問題である。扶桑社もこの地域 を最有力地域としている。しかし我々は、どんなに少ないチャンスでも、扶桑社の教科書が選ばれないように最後まで頑張って勝利を勝ち取ろう!」
さて、皆さん。今回の選定結果からもわかるように、「自民党帯広支部」は総会で批判されたような運動・活動などは一切行っていないのです。選定委 員が最初から扶桑社寄りであった訳もなく、議員が選定委員に根回しなどする訳もなく、「扶桑社の教科書に反対する団体」は「適当な作り話」を平然と総会で 言っていたということです。
私は「教科書採択」の問題を議論するとき自民党帯広支部は特定の会社の教科書が採択をされるような運動はしませんでした。しかし、いくつかの政 党・団体は特定の教科書の採択反対の運動をしたのです。文部科学省の検定を通っている教科書を否定し続け、韓国の労働団体の意見広告を新聞に掲載 し・・・、僕はこの一連の教科書の公平な採択を歪める行動を決して忘れはしませんし、4年後はもっとしっかりとした教科書採択の環境を作るように政治家と して働かなければと強く思いました。
追伸 今日は砂川帯広市長の資金管理団体の総会・懇親会に出席をさせていただきました。