政治家と公務員のあり方について
今日は高校の入学式や夜は青年会議所の会合等もあり、一日中ばたばたとした日でした。
来週は僕が支部長となって立ち上げの準備をしている「防衛議員連盟」の初めての役員会がありますし、週末には自民党道連の大会(僕は大会準備委員 会に所属をしています)がありますし、自民党帯広支部(僕が幹事を拝命させていただいております)の定期総会、第11選挙区(十勝)支部(副支部長です) の定期総会等々、ヘビーな行事が目白押しで今から落ち着かない状況です。これらの行事を無事に乗り切らなくてはならず、それまでは結構気が休まらないよう な気がします。
さて、今帯広市職員の諸手当が問題になっていますが、この問題は帯広に限ったことではありません。僕は、教職員の給与(道立北海道医大)の給与の問題を定例会で質問をしましたし、教職員の諸手当、道職員の諸手当等々の問題について常に北海道側と協議をしています。
僕は議員になるまでは、全くの民間人でしかも政治の経験もありませんでしたので、本当に公務員の民間人には理解できない「思考回路」と「感覚」に びっくりすることが多々あります。勿論、職員を一方的に攻めるつもりはありません。本当に一所懸命に働いてる道職員がたくさんいるのは事実なのですが、そ れでも、民間が大変な時代に、民間からの税金から給与をもらっているのであれば、もっと自分たちの給与や手当に対して「まともな判断」をしてもらいたいと 思うのです。
例えば、大阪市役所の「制服」と称した背広の支給問題・・・大阪市はこれに限らず本当に多くの問題が噴出していますが・・・、これなんかは本当に民間の発想から外れまくっています。本当に財政破たん寸前の自治体が行っている行動とは到底思えませんよね?
しかしこれに対して、国民のための政治を行うと公言をしている「民主党」はこの問題に全くふれようとはしません。支持基盤が「労働団体等」なので、職員 の給与等を引き下げる発言はタブーなのです。僕は何も自民党がすべて正しくて非の打ち所がない政党であるといっているのではありません。すべての政党はな にがしかの問題を持っており、僕も今の自民党には幾つかの不満があるのは事実です。でも、このような根本的な問題にメスを入れることのできない政治家が多 いことをもっと問題にすべきで、そのことに国民も気づくべきなのです。
誰でも給与が下がるのは嫌なはずです。でも公務員が「その地域のために働く」という目的があれば、自ら血を流す覚悟があってしかるべきであると思 うのです。また政治家だって「その地域のために働く」と考えているなら、支持基盤が何であれ、敵ができようが、自分の信念通りに行動をすべきだと僕は強く 思っています。