支庁制度改革についての決断
朝から議会は騒然とした雰囲気でした。テレビカメラや新聞記者の方が沢山いて、廊下をまともに歩けない感じでした(写真)。
さて、今日は自民党の議員総会で「支庁制度改革の条例案」を今議会で承認するか否かの決断をしました。その前段で、議員会の役員会で意見集約を行いましたが、ここで意見を述べたのは僕だけで少し驚きました。結局は「今定例会において、北海道が上程した支庁制度改革に関する条例(案)を承認し、議員総会で確認し議員会の決定にそむけばペナルティーを科す」ということに決まりました。
町村会等が反対をし・・・
町村会等が反対をし、仲間の議員も反対せざるを得ない状況の中で、このような判断をしなければならないのは非常に辛い決断ですが、このように自民党で決定した以上は、多くの道民の方々に納得してもらえるように努力をしなければなりませんし、この支庁制度改革が「道民の為になった」と評価されるようにするのが、今定例会で賛成票を投じようとする政治家として責任なのですが、どこまでその責任を議員各々が自覚しているのか少し疑問に思う所でもあります。
しかし、もし本条例(案)が通った時には、知事も我々も道庁も本当に大変な舵取りをしなければならないでしょう。この(案)を通した後のほうが「茨の道」だということを、議員もしっかりと肝に銘じておかなければなりません。
明日はついに本会議の最終日です。明日はついに採決があるので、議会はマスコミでごった返すのでしょうね。
追伸 僕の政審委員会の筆頭副委員長としての仕事は、道議会から国会に提出する「意見書」を、全会派で一つにまとめるのが仕事なのですが、今回は一日を残し昨日で全て終わらせました。少しだけ「ホッ」としました。