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意外な落とし穴

2004 年 8 月 4 日(水)23:44 | 日記 | No Comments |

 今日は特別委員会(北方領土)がありました。今日の特別委員会は若干もめました。委員開催中に「暫時休憩」が入り、臨時で理事者会議が行われ(委員会を構成している各会派に理事がいて、理事者の会議によって委員会の運営が決められていると考えてください)どうにか、委員会が無事に終了をしました。

 何故、もめたかというと、僕の自民党の同僚議員が、北方領土の視察に行くことが決まった時、自分の選挙区にある「ロシア正教」の教会の方から、北方領土のロシア正教の協会の方に手紙を持っていって欲しいと頼まれ、それを持って行ったことが問題になりました。その手紙には「今度は合同でミサをやりましょう」と書いてあり、それが新聞に載ったのですが、一人の議員が「公費を使って特定の宗教の為に活動をして良いのか?」という質問をしたためです。


 僕は正直「なんでそんな質問が出るのか?」良く理解出来ませんでした。もし、手紙を頼んだ人が「魚屋」だったら問題はないということでしょうか?宗教家だったから問題があったと言うのでしょうか?同僚議員は善意で行ったのであり、しかも「北方領土問題」にとってプラスになると思ったからとった行動だと私は理解しました。そして、その手紙をロシア正教の教会に届けたのは他の人が買い物をしている自由時間なのです。公費で北方領土視察に行っていますが、公費を使って「宗教活動をした!」と責められる問題ではないと僕は感じていました。「宗教活動」ではなくただ「手紙」を届けただけなのです!

 結局は理事者会議を通して、委員会では「今後、公務で活動中は議員として誤解を生むような行動は慎むこととする」というような内容の委員会としての見解を出しましたので、これ以上はこの件にはふれませんが、議員って言う仕事は『意外なことで「批判」されたり「落とし穴」が待ち受けているんだな』・・・と改めて思ってしまう1件でした。

 午後は帯広に帰って来ました。(夜に、帯広青年会議所の歴代専務会があり帯広に戻って来ました。僕もずっと前に帯広の専務をやっていたので、参加をしました。非常に楽しい時間を過ごしました。)そのために、午後のこれから決められる「北海道の雇用に関する条例」の会議には出席出来ませんでした。僕はこの条例には若干の疑問を持っているのです。書類は見ましたが、何の拘束力もなく、「何故、こんな条例を作るのか?」が良く解らないのです。確かに北海道の雇用状況を良くするための条例ですが、本当にこの条例を作って意味があるのか?が良く理解できていません。「あった方がまし」とかいうレベルのものなら必要ないと思ってしまいます。まだまだ勉強不足なので「条例」についても勉強をしていきます。

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