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悪いニュースとうれしい出来事

2005 年 3 月 12 日(土)23:08 | 日記 | No Comments |

 さて、本日「やっぱり・・・」と言う報道がされました。文部科学省が2004年度版「文部科学白書」を発表し、子供の学力について「読解力が低下 傾向にあるなど、世界のトップレベルとはいえない」と明記されました。文部省も明らかに学力の低下を認めたのです。今までゆとり教育だとか何だとか・・変 な教育ばかりを行って来た責任は誰がとるのでしょうか?天然資源がほとんどない日本はやはり「頭脳」を使って世界の中で生き抜いていくしかないと思ってい ますし、そうしないと今の「世界でも有数の生活水準」を維持出来ないのは明白なのです。白書では、「学習指導要領の見直し・指導方法の改善・少人数・習熟 度別指導」等を推進するとしていますが、今更何を言っているのでしょうね?今の学生の学力低下は、何年か後、この子達が社会に出始めてからもっと大きな問 題になるのは目に見えています。教育とは、国の存亡を大きく左右する重要なものなのです。「本当に日本は大丈夫なのか?」と今までの教育行政に強い憤りを 覚えました。

 さて、北海道議会に目を向けると一般質問も終わり、予算特別委員会が始まりもう少しで来年の予算ややることが決まりますが、実は今定例会で「知事 道政執行方針提出案件に関する説明趣旨」が議会で説明をされています。これは「北海道としてこれから何に力を入れてやって行くのか?」ということを説明し たものなのですが、この中に僕にとっては非常に嬉しい事業が組み込まれていたので皆さんにお伝えします(またまた、日記が長くなりますがご容赦 を・・・!)。

 執行方針には、北海道として沢山ある仕事の中から「特にこれを頑張る」という事業が書かれているのですが、新規事業として『首都圏退職者等の北海 道への移住促進を図る「北の大地への移住促進事業費」に2800万円』計上されました。この事業は、僕の日記を読んでくれている方なら解ると思うのです が、僕が会長を努めて昨年の12月に予定していた期限が来て解散をした「北海道生活産業創出協議会で出た結論」から発生しているのです!

 我々が「北海道に生活産業を創出させて活性化させるためには・・??」という議論を重ねた結果、「首都圏の退職者を北海道に呼ぶことは北海道に とって今後大切である」という結論を出し、それが道政の施策に結びつき、実際に予算化され本格的に事業として認められて動き出したということは本当に嬉し いことです。かなり大変でしたが「北海道生活産業創出協議会」を立ち上げ会長をやって本当に良かったと思いました。知事が執行方針を議場で、「北の大地へ の移住促進事業」の所を読み上げたときは、正直「鳥肌」が立ちました!

 この事業が北海道の将来のために少しでも役に立てば本当に嬉しいですし、この事業が成功するように僕も全力でバックアップしていきたいと思っています 。

追伸 今日は岩見沢から千歳空港に向かい東京に来ています。東京の常宿でこれを打っています。なんだかんだJCがらみの用事なのですが、忙しいことは良いことだと思っています。 

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