急遽、予定変更!
昨日は本当にバタバタしました。実はあまりにバタバタしたので、このブログの公開日時は7日の23時になっていますが、実はこれを書いているのは8日なのです。しかも今、僕は道議会に居ます。
昨日、僕は「嫌な予感」がして昭一さんのご自宅に行く途中、議会に電話を入れました。現在開会中の道議会定例会は金曜日が最終日なのですが、議会の最終日は多くの議案の採決があるのです。そこで、僕は木曜日の「通夜」に参列をし、金曜日の朝一便で羽田から千歳に飛ぼうと考えていました。しかし、大型の台風が東京に近づいていたので、「もし、金曜日に札幌に戻れない場合は、どうなるのか」と道議会の自民党に電話をしたのです。それに対する返事は「こちらから電話をかけようと思っていた。議員の欠員や入院の影響で与党と野党の票差は1~2票しかない。民主党が反対しているが自民党としてはどうしても通したい案件がいくつかあるので、申し訳ないが北海道に戻ってきて欲しい」というものでした。僕の「嫌な予感」が当たってしまったのです。
それから、ホテルをキャンセルし、航空券を取り、慌しく札幌に帰って来ました。精神的にも疲れていたので、昨日の僕に「ブログ」を書く余力は残っていませんでした。昨日も昭一さんの自宅で、ご遺体とお会いしましたが、別れ際に「明日の通夜に参列できないのであれば、顔を見れるのはこれが最期なんだ」と思うと、寂しさがこみ上げてきました。僕は昭一さんと最期のお別れをして、バタバタと東京を後にしたのです。
本来なら今日(木曜日)の日中に帰って来れば良かったのですが、「台風の上陸のスピードが早くなりそうだ」という情報もあり、また金曜日には北海道近辺にいる可能性もあるので、多くの路線が木曜日・金曜日に混乱するかもしれないと思い、昨日(水曜日)中に札幌に帰って来るという安全策と取りました。
昭一さんの通夜に参列をすることが出来ず僕としては残念でなりませんが、「政治家としての判断はそれで良い」と昭一さんは言ってくれると思うのです。
昨日のフライトで僕は機上で全く寝ることが出来ず、ずっと窓から外を見ていたのですが、北海道の明かりが驚くほど綺麗でした。青森と函館の海岸線も同時に解るくらい、雲が一つもありませんでした。僕は今まで飛行機に何百回乗ったか解りませんが、あんなに綺麗な夜景は初めて見ました。通夜が行われる明日には台風が東京に上陸し、葬儀の日には北海道に向かうなんて信じられない位の穏やかなフライトでした。
やっぱり、昭一さんは最期まで「嵐を呼ぶ男」だったのですね・・・。
追伸 昨日、ぐったりして札幌のマンションに帰ると、親父とお袋が居てびっくりしました。親父の目の調子が悪いので(でも、手術をして少し改善をしたようですが)、病院に来たようです。